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4/25は国際ICTガールズ・デー デジタルにおけるジェンダー平等

世界の各地から

更新)

目覚しい進歩を遂げる情報通信技術(以下、ICT)分野において、女の子と若い女性の進出はいまだ少ない状況です。女の子や女性のデジタルにおける研究やキャリアを後押しするために、国際連合の専門機関である国際電気通信連合(ITU)が、毎年4月の第4木曜日を「国際ICTガールズ・デー」と定めています。

写真:ICD DAY

国際ICTガールズ・デーの盛り上がり

これまでに、35万人以上の女の子と若い女性が1万1100カ所で開催された国際ICTガールズ・デーのイベントに参加しています。研究やデジタル業界でのキャリアを後押しし、ICT分野への参加を促し、スキルを身につけることで、女の子と女性、企業の両方がICT分野への女性の参加拡大の恩恵を教授できるようにすることが目的です。プラン・インターナショナルは2017年からこの日を祝い、デジタルとオンラインコンテンツの制作者としての女の子たちに焦点を当てています。

途上国の女の子とデジタル

過去20年、世界でさまざまな取り組みがなされてきましたが、女の子と女性はデジタルトレーニングや、経験、キャリアと機会において障壁に直面しています。デジタルにおけるジェンダー格差は存在し、2013年から2017年までその差は減少傾向にありますが、アフリカでの格差は25%に広がり拡大傾向にあります※1。また、女の子と女性は男性よりも携帯電話の所有率は平均10%低い状況です※2。デジタルの利用が世界中で広がるなか、デジタルへのアクセスにおける男女格差が、ジェンダー不平等を際立たせています。
成長著しいデジタル分野において、女の子と女性を取り残しての発展は、ジェンダー格差を広げる危険があるのです。

写真:ICD DAY

  • ※1 ICT Facts and Figures 2017, ITU
  • ※2 The Mobile Gender Gap Report 2018, GMST association

女の子たちのための4つのステップ

女の子たちが男性と同じようにデジタルにアクセスし、活用するためには、以下の4つのステップが必要です。

1.女の子に平等な教育を
デジタル分野の教育を推進し、関連分野における女の子の参加を積極的に支援し促進すること。将来女の子たちが就職の機会を平等にするのに役立ちます。
そのためには、教育や技能訓練へ安全で公平にアクセスできるようにするだけでなく、女の子にはデジタルに関する科目やキャリアは必要ではないという固定観念や社会の思い込みを取り除くことが必要です。また、女の子たちが自分を信じ成長できるように、ロールモデルとメンターを促進することが大切です。

写真:ICD DAY

2.技術へのアクセスと利用のギャップを埋める
デジタルを利用する場は男性に占められているか、または女性がアクセスできない場所にあるため、女の子はコンピュータークラスやインターネットカフェを避ける場合が多くあります。そのため、女の子にとってもアクセスしやすい場所で女の子を対象としたクラスやセッションを開き、デジタルリテラシーや、自分のデバイスを最大限に活用する方法を学び理解することを後押しします。女の子と女性の生活を向上させるデジタルの利用を妨げているものが何かを知ることが重要です。

写真:ICD DAY

3.デジタル環境を女の子にとって安全なものにする
オンラインスペースにおける安全性は、女の子と女性にとり重要な懸念事項です。デジタルの世界は現実世界を反映して、女の子たちは暴力、嫌がらせ、虐待など多くの暴力を経験しています。
女の子はデジタルを使用する際に起こりうるリスクを確実に認識し、不安を感じる場合はどうすればいいのか、誰に連絡すればよいのかを十分に理解することが、デジタルのジェンダー格差を埋める重要な要素です。インターネットを安全に使用する方法を学びながらデジタル技術にアクセスできるようにすることが重要です。

写真:ICD DAY

4.女の子と女性のデジタル技術を創造する力を後押し
オンラインスペースにおける安全性は、女の子と女性にとり重要な懸念事項です。デジタルの世界は現実世界を反映して、女の子たちは暴力、嫌がらせ、虐待など多くの暴力を経験しています。
女の子はデジタルを使用する際に起こりうるリスクを確実に認識し、不安を感じる場合はどうすればいいのか、誰に連絡すればよいのかを十分に理解することが、デジタルのジェンダー格差を埋める重要な要素です。インターネットを安全に使用する方法を学びながらデジタル技術にアクセスできるようにすることが重要です。

写真:ICD DAY

プランの取り組み

ウガンダでは、「スマートアップ・ファクトリー」プロジェクトを通じて、デジタルから取り残された女の子や若い女性に情報技術訓練を提供し、女の子に関連した有用な技術を生み出すスキルを後押ししています。

現地の声

写真:フィオナさん、20歳

フィオナさん、20歳
「私はトレーニングに参加し、アプリ開発とハードウェアプログラミングを学び、信頼できて安全なボダボダ(バイクタクシー)を手配するアプリを開発することができました。今は、より科学的かつ創造的な方法で物事を考えることができます。デジタルについて考えたことが一度もなかった私にとって、これは大きなチャンスです。プロジェクトのおかげです」

デジタル分野におけるジェンダー平等は、国際社会においても重要課題としてあげられています。男女の格差を解消し、女の子と女性のデジタル分野への参加がすすむことで多様性が生まれ、さらなる発展にもつながります。持続的・包摂的な社会の成長を可能にするために、ジェンダー平等の促進が求められているのです。

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