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プランの職員になった元チャイルド~エチオピア
世界の各地から
(更新)
プラン・スポンサーシップは、地域の未来を担う子どもたちの能力と可能性を育む支援です。チャイルドとして活動に参加していた子どもたちが成長し、各所で活躍しています。
アフリカ北東部に位置するエチオピアのプラン・インターナショナルで、人事関連の仕事に従事しているシタウ・ゼナ職員をご紹介します。
チャイルドからコミュニティ・ボランティアを経てプラン職員に
私は18歳になるまでの9年間、チャイルドとしてプラン・スポンサーシップに参加しました。18歳でチャイルドの登録を終了すると、コミュニティ・ボランティアとしてチャイルドに手紙を届けたり、チャイルドに関するデータの登録作業をしたりと、さまざまな業務に携わるようになりました。ボランティアを続けながら、アディスアベバ大学で経営学の学士号を取得し、現在はプロジェクト管理の修士課程に在籍しながら、プランの職員として人材採用を担当しています。
職員になれたのは、ボランティア活動でプラン・スポンサーシップに関する多くの業務に携わり、さまざまな職員とつながり、仕事を評価してもらえたためです。プラン・スポンサーシップのことは誰よりも理解している自信があります。現在は、これらの経験をより良い仕事に生かすため、勉強を続けています。
困難な子ども時代を支えてくれたプラン・スポンサーシップ
私は、小学校4年生の頃、エチオピアの新年を祝うイベントなどの際に、自分で描いた絵などを近所に売ってお金を稼ぎ、それで教材を買っていました。その後、チャイルドとしてプランの活動に参加するようになってからは、プランから教材や遊び道具などの支給を受け、自分で稼ぐ必要がなくなって安心したことを覚えています。ほかにも食料品の支援など、私と家族の生活が一番困難なときに支えてもらったことで、私の人生が変わり、現在の私がいると思っています。
私が交流していたスポンサーは男性で、家族のことや、休暇のこと、自分が好きなスポーツのことなどを教えてくれて、たくさんの写真を送ってくれました。私は自分の勉強のことや好きなゲームのこと、家族のことなどを伝え、確かなつながりを育むことができました。
日本の支援者の皆さんに伝えたいこと
元チャイルドとして、今日の私があるのは、プラン・スポンサーシップのおかげということをお伝えしたいです。無限の可能性を秘めた多くの子どもたちが、自分の能力を発揮してリーダーとなり、他の人たちを助ける存在になり得ること。それがプラン・スポンサーシップを通じて実現できることだと思っています。私の経験はほんの一例ですが、私と同じくチャイルドだった友人たちは、現在さまざまな分野で仕事に就き、家族を支えています。もっと多くの子どもたちが未来を切り開くことができるよう、引き続きご協力をお願いいたします。
あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。
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