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世界の社会問題|5つの問題と解決のために私たちができること

私たちが暮らす地球上には紛争、貧困、環境破壊、差別など、さまざまな社会問題があり、時代とともにその内容も変化しつつあります。そして、これらの問題は私たちの生活にも関係します。
現在、起きている問題やそこから引き起こされる影響を一緒に考えてみましょう

写真:ウクライナから避難する人々

ウクライナから避難する人々

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世界で起きている社会問題

世界では近年どのような社会問題に直面しているのでしょうか。ここでは主な5つの社会問題とその影響を紹介します

紛争・内戦・戦争の問題

現状

2000年以降だけを見てみても、2011年から続くシリア内戦、2015年のイエメン人道危機、2022年のウクライナ紛争など、いま世界中で紛争や内戦が多発し、国際問題となっています。背景には宗教、文化、民族の違いによる対立や、政権に対する反発、土地や資源の奪い合いなど複雑な理由があります。

影響

紛争、内戦の長期化は、多くの人々の生活を脅かします。避難せざるを得なくなった人々は、避難先で生活をゼロから立ち上げなくてはなりません。失業率も上がり、経済成長も停滞します。年々増加傾向にある避難民、難民問題は今や国際的な課題となっています。貧困はもちろんのこと、経済や教育の格差を生み出したり、保健医療機関へのアクセス低下にもつながったりします。インフラが破壊された地域では、たとえ紛争が収束したとしても、復興までに長い時間を要します

写真:ウクライナから避難した子どもたちの学習支援(モルドバ)

ウクライナから避難した子どもたちの学習支援(モルドバ)

貧困問題

現状

2021年時点で、世界では約7億960万人が、1日1.90米ドル以下で暮らしている極度の貧困状態にあると報告されています※1。そのうち約半数にあたる3億5600万人は子どもです。つまり、世界の子どもの約6人に1人が極度に貧しい暮らしをしている計算になります※2
昨今は、生きるうえでの必要最低限の水準が満たされていない「絶対的貧困」に対し、「相対的貧困(その国の生活水準で比べると貧しい暮らしをしていること)」も問題になっています。2020年に発表されたデータによると、先進国でも、「子どもの貧困」は問題になっており、約5人に1人の子どもが困窮した生活を送っています※3

  1. ※1貧困ラインは2022年9月に1.90米ドルから2.15米ドルへ引き上がりました
  2. ※2「子ども6人に1人が極度の貧困で暮らすユニセフと世界銀行による分析」(UNICEF)
  3. ※3「レポートカード16 子どもたちに影響する世界:先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か」

影響

貧困は、飢餓や栄養不良による感染症などの健康問題を引き起こし、特に体力のない子どもや高齢者の生命を脅かす深刻な影響をもたらします。また、貧困層の家庭では、自分や家族が生きていくために精一杯で、将来に希望を見出せずに、危険な仕事に従事したり、犯罪に加担せざるを得なかったりして、犯罪率の増加や治安悪化にも影響を及ぼします。

写真:収入向上プログラムに参加する若者たち(ウガンダ)

収入向上プログラムに参加する若者たち(ウガンダ)

環境問題

現状

プラスチック製品や食品包装の不適切な処分により、地球上でさまざまな環境破壊が進行しています。世界経済フォーラムが、毎年少なくとも800万トンのプラスチックごみが世界の海に流出している※1と報告しました森林破壊や生物の乱獲は生態系に大きな影響を与え、多くの野生動物たちが絶滅の危機に瀕しています。また、石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料エネルギーに依存したエネルギー問題による地球温暖化も深刻な問題です。二酸化炭素やメタンガスなどの温室効果ガスの排出量が増加し、1980年以降、10年ごとの気温が上昇している※2との指摘もあります。

  1. ※1「The New Plastics Economy Rethinking the future of plastics p7」(WORLD ECONOMIC FORUM)
  2. ※2「世界の年平均気温」(国土交通省 気象庁)

影響

海洋プラスチックや森林破壊の問題は、私たち人類の生活だけでなく、生態系にも大きな負担としてのしかかっています。今日では気温上昇や洪水、干ばつなど世界各地で異常気象が発生し、農業を主産業とする地域では農作物の収穫高が下がり、食料や安全な水の確保が困難です。特に自然災害に脆弱な地域では、相次ぐ災害に対応できず、栄養失調に苦しむ人が増え、貧困格差がさらに広がっています

写真:海岸のごみ拾いをする若者たち(ドミニカ)

海岸のごみ拾いをする若者たち(ドミニカ)

教育問題

現状

UNESCOの発表によると、2021年時点で、世界では6~17歳の子どもたちのうち、約2億4400万人が学校に通えていません。その多くは途上国に暮らす子どもたちです。貧困地域では教育以外にもさまざまな問題を抱えているため、行政は子どもたちの教育に予算を集中投下できず、支援が行き届きにくい状態になっています。また、途上国には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、休校中に児童婚をさせられ、学校再開後も復学の道が閉ざされた女の子たちも多くいます。

影響

教育機会を得られなかった子どもたちは、識字率が低く、将来知識や技術を必要とする仕事に就けないため、十分な収入を得ることが難しくなります。生きるためのお金がないと、生活水準が落ち、不衛生な生活をせざるを得なくなることから、健康被害も引き起こされます。
また、教育を受けられないことが、就業できない、収入を得られないという負のスパイラルをもたらします。親が教育を受けていない家庭では、子どもも教育を受けることができない割合が高く、世代を超えた負の連鎖が起きているのです。

写真:学校再開後に復学できない女の子もいる(モザンビーク)

学校再開後に復学できない女の子もいる(モザンビーク)

ジェンダー平等に関する問題

現状

女性や性的マイノリティ(LGBTQ+)が差別や暴力の対象になるケースがあります。特に途上国では、女の子、女性だからというだけで権利が侵害され、児童労働や児童婚、性的搾取など、差別や暴力の対象となりがちです

影響

女性や性的マイノリティの人々が教育や社会進出の機会を奪われることにより、将来の選択肢が狭まってしまいます。そのことが原因で、収入や生活水準にも格差が生じます。差別や偏見によって、ハラスメントの対象になるだけでなく、社会活動や政治にも参加しにくくなり、社会政策や法律に女性や性的マイノリティの声が反映されにくくなることが懸念されます

写真:児童婚防止の啓発活動(エチオピア)

児童婚防止の啓発活動(エチオピア)

世界で起きている社会問題の解決に向けて私たちができること

ここまでにあげた問題に対して、私たちにできることは何でしょうか。社会問題を解決するために、私たちが具体的に取り組める方法を考えていきましょう

写真:気候変動プログラムに参加する若者(フィリピン)

気候変動プログラムに参加する若者(フィリピン)

世界の社会問題について情報を集める

社会問題の内容は時代とともに変化していきます。情報を収集し、国際比較をしてみたり、そこから派生する問題を予測、分析をしてみたりすることで、問題の詳細や支援すべき内容が見えてきます。

社会問題に配慮した製品やサービスを選ぶ

フェアトレード商品、地球にやさしいサステナブルな製品を選ぶことも、私たちにできることのひとつです。SDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいる企業のサービスを受けたり、リサイクル品の活用やキャンドルナイトなど、生活に取り入れやすいアクションを実行してみたりするのもいいかもしれません。

ボランティア活動に参加する

実際に身体を使って行動をしたい人は、ボランティア活動に参加することで、社会問題に関わることもできます。直接活動に参加する時間がない場合には、社会問題の解決のために活動している団体を寄付や募金で応援して、社会貢献をすることもできます。

プラン・インターナショナルを通じ、できることからはじめませんか

世界で起きている社会問題ですが、日々の暮らしのなかで、小さくスタートできる活動が身近にあります。今日からでも始められるプラン・インターナショナルでできることを3つ紹介します

写真:地域の問題に取り組む若者たち(ネパール)

地域の問題に取り組む若者たち(ネパール)

募金で活動を応援する

プラン・インターナショナルの取り組みを募金・寄付で応援することが、国際協力につながります。プランでは、ここで紹介したさまざまな社会問題に取り組むプロジェクトを実施しています。また、途上国の人々が自立できるよう、長期的な支援活動も行っています

SNSで情報をシェアする

ウェブサイトの記事を読んだり、プラン・インターナショナルのYouTubeチャンネルを見たり、感じたことやコンテンツを自身のSNSでシェアしませんか。大勢の人が社会問題に気づき、関心を持つことが、問題解決の第一歩につながります

LINEに登録して情報をキャッチする

プラン・インターナショナルの公式LINEに登録すると、世界で起こっている課題など、さまざまな情報を収集することができます。 人権問題などの社会問題に関心を持ち続けることも、あなたにできる大切なことのひとつです。

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プラン・インターナショナルは、女の子が本来持つ力を引き出すことで地域社会に前向きな変化をもたらし、世界が直面している課題の解決に取り組む国際NGOです。世界75カ国以上で活動。世界規模のネットワークと長年の経験に基づく豊富な知見で、弱い立場に置かれがちな女の子が尊重され、自分の人生を主体的に選択することができる世界の実現に取り組んでいます。

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