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【経過報告】「地域主導型の小学校給食」プロジェクト~カンボジア~
カンボジア
グローバル・プロジェクト
(更新)
プラン・インターナショナルは、2021年4月から、「地域主導型の小学校給食」プロジェクト(カンボジア)を実施しています。現在までの活動の進捗をご報告します。
背景
近年、著しい経済成長を遂げているカンボジア。しかし、その一方で農村部は取り残され、都市部との格差が広がっている現状があります。農村部では、朝食をとれずに登校する子どもたちが少なくありません。おなかを空かせて出席しても授業に集中できず、勉強が身につかないので、進級試験に合格できないまま中途退学してしまう生徒たちもいました。こうした状況が、初等教育の修了率向上を阻む要因のひとつとなっていました。
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活動のハイライト
活動内容
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が、今年度の活動実施に大きな影響を及ぼしました。休校に伴い学校給食が中断されている間、プランは経済的に困窮している生徒の世帯に食料の支給を行うとともに、学校に給食室、燃料節約型かまど、トイレなどを設置してインフラ整備を進めました。2022年1月からようやく対面での授業が段階的に再開されたため、1年以上通学していない生徒たちを学校に呼び戻すための教育キャンペーンを行いました。長いブランクがあった学校給食の再開には、調理係と倉庫係を新たに採用。生徒を感染から守るため、安全な学校給食の運営方法を新たに検討しました。こうした活動を経て、学校給食、学校菜園の運営、ジェンダー平等への取り組みなどが少しずつ再開されています。今年度に予定していた、プランが支援する47校の学校給食運営の政府への引き継ぎは、来年度に延期となりました。
主な活動の成果
地域 | シェムリアップ州 |
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期間 | 2021年7月~2022年6月 |
2022年度 主な支援内容と対象 |
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- ※このプロジェクトは、国連世界食糧計画(WFP)などと共同で実施しています。
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関連リンク
現地の声
学校菜園での活動を楽しむマオさん(左から2番目)
マオさん、12歳
「学校菜園用の農具が支給されて、活動がますます楽しくなりました。私は友だちと一緒に野菜の育て方の知識を増やすことが何より大好きです。学校菜園での活動が算数や理科、社会、そして国語の勉強にも役立つことがわかりました」
サリさん、調理係
「新しいかまどができて、うれしいです。給食の準備が楽になったし、子どもたちにも安全です。私は長いこと調理係をしてきましたが、栄養バランスの取れた良い給食を提供できるようになって幸せです。これからも子どもたちの笑顔のためにこの仕事を続けたいです」