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【経過報告】日本「女の子のための居場所・相談」プロジェクト
ガールズ・プロジェクト
日本
(更新)
プラン・インターナショナルは、2023年1月から※国内支援事業「女の子ための居場所・相談」プロジェクトを実施しています。
現在までの活動の進捗をご報告します。
- ※2020年6月よりパイロット事業として本事業を開始しています
プロジェクト背景
女の子が差別や偏見によって置かれている困難な状況は、途上国に限ったことではありません。新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、日本でも若年女性の自殺率の上昇が問題となっています。その背景にはジェンダー不平等による経済的困窮や暴力の問題に加えて、18歳以降の若者を支援する公的な制度が乏しいことがあげられます。
このプロジェクトでは、15歳から24歳の女の子のための居場所「わたカフェ」(東京都豊島区)と、全国からアクセスできる「チャット相談」を提供し、社会や家庭から孤立し生きづらさを抱えている日本の女の子と若年女性を支援しています。
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活動のハイライト
活動内容
パイロット期間を経てプロジェクトが本格稼働した今期は、居場所や心の拠り所を必要としている女の子たちに「わたカフェ」や「チャット相談」の存在を知ってもらい、利用につなげる取り組みに注力しました。2022年7月から2023年6月までの1年間で、「わたカフェ」を1457人、「チャット相談」を1462人が利用し、半数以上が複数回利用するなど、女の子たちの「安心できる居場所」として定着しつつあります。
利用者のなかにはスタッフに自身の悩みを吐露する女の子もいます。ひとり一人の声に耳を傾け、できることを一緒に考え、寄り添うことを中心にした支援を続けています。
主な活動の成果
地域 | 日本 |
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期間 |
2023年1月~
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2023年度 主な支援内容と対象 |
15歳から24歳の女の子が安心して過ごせる居場所の提供
有資格者による専門相談の提供
東京都豊島区および周辺市区の行政、市民への啓発活動
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関連リンク
利用者の声
Aさん (25歳、「わたカフェ」の利用者)
「わたカフェを知る前は、図書館とファミレスが居場所でした。家にいると病んで落ち込むので外に出ますが、図書館やファミレスでいると寝てしまうことが多く、男の人も出入りする場所なのでいつも緊張していました。わたカフェは、変な言い方ですが安心して寝ていられる場所。わたカフェにきてコンディションを整えるのがこの一年のルーティンでした。この場所がなければ、これから進む道も開かれなかったと思います。一番役に立ったのは、助産師講座を受けたとき、生理の話ができたこと。自分の生理のことを改めて話す機会なんてなかったけれど、立ち止まって話してみることで大切さを実感しました。婦人科受診をすすめてもらって漢方を飲むようになり、とても楽になりました」