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11/25は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」~女性に対する暴力をなくそう~

女の子だから

更新)

11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」。女性に対するあらゆる形態の暴力の撤廃に取り組むため、2008年に国連によって制定されました。ハリウッドから一気に広まった「#Me Too」運動や、ノーベル平和賞が紛争下での女性に対する性暴力の根絶に尽力する医師デニ・ムクウェゲさんと、過激派組織による性暴力被害者で被害者の救済を訴えるナディア・ムラド・バセ・タハさんへ授与されたことで、国際社会でも女性に対する暴力への注目が集まり、根絶にむけた機運が高まっています。プラン・インターナショナルは、国連と連携し11月26日からSNSキャンペーンにも参加します。

写真:女性に対する暴力撤廃の国際デー

女性に対する暴力

1993年、国連は『女性に対する暴力撤廃宣言』で、女性への暴力を「ジェンダーに基づく暴力」と定義し、5種類に分類しました。

ジェンダーに基づく暴力(国連難民高等弁務官事務所<UNHCR>による分類)
  1. 性的搾取・虐待を含む「性暴力」
  2. 殴る蹴るなどの「身体的暴力」
  3. 言葉やいじめによる「心理的暴力」
  4. 女性性器切除などの「身体的に有害とされる伝統的慣習」
  5. 社会的疎外や貧困といった「社会的・経済的暴力」

世界の女性の3人に1人が、生涯で一度は暴力を受けることがあると言われています。途上国の女の子たちが直面している早すぎる結婚、女性性器切除、人身取引などはジェンダーに基づく暴力の一種です。また、紛争や災害といった危機状況下には、女の子や女性への暴力、搾取、虐待のリスクも高まることがわかっています。暴力の影響は心身に影響し、教育を受ける権利や社会への参加、人生を自由に生きる能力を制限することになります。

途上国だけではない世界共通の課題

先進国においても、「#Me Too」運動に見られるようなセクシュアル・ハラスメント、家庭内暴力やデートDV、痴漢、オンラインでの性的な嫌がらせなど、女の子や女性が被害にあう暴力は日常的に起こっています。プランは、国際ガールズ・デーにあわせて、世界5都市で、日常的に女の子がどんな危険な目にあっているかを調査し、「都市に潜む危険」と題したレポートにまとめました。
調査の結果、道路、公共交通機関、ほぼすべての公共の場において、彼女たちは、ただ女性であるというだけで、頻繁に不快な思いや不安、怯えを感じていることがわかりました。ほとんどの場合、目撃者はただ見ているだけか、あるいはほとんど何もせず助けてくれないため、女の子たちはそんな現状を「普通」のこととして捉えている現状が浮かび上がりました。

写真:セクシュアル・ハラスメントに対する法律の強化を!

セクシュアル・ハラスメントに対する法律の強化を!

また、日本の学生グループは、国内で同世代向けに「安心して暮らせるまちづくり」に関するアンケートを約700人の男女に実施。女の子の約6割が痴漢の被害にあっているなど、ジェンダーに基づく暴力に遭っていることがわかりました。

16日間のSNSキャンペーンがスタート

女性に対する暴力の根絶にむけた動きを加速するため、11月25日~12月10日に、国連やNGOなどが連携して、「世界をオレンジ色に:#HearMeToo ~私の声も聞いて~」というキャンペーンが実施されます。一人でも多くの人に、こうした状況を知って、考え、状況を変える取り組みに参加してもらうために、プランもこのキャンペーンに参加します。

賛同いただける方は、下記のメッセージに #GirlsGetEqual、#HearMeToo のハッシュタグをつけての投稿や、シェア、リツイートなどで拡散し、キャンペーンにご参加ください。

写真:世界をオレンジ色に:#HearMeToo ~私の声も聞いて~

①女の子や若い女性は、暴力や嫌がらせに沈黙することなく、オンラインやオフラインで声をあげよう。#GirlsGetEqual #HearMeToo

②女の子や若い女性が暴力や嫌がらせに脅かされることのない世界で暮らせるよう、キャンペーンに参加してください!#GirlsGetEqual #HearMeToo

③女の子や若い女性が、家庭やあらゆる公共の場で自由で安全に暮らせるよう、声をあげる権利を守ってください。#GirlsGetEqual #HearMeToo

女の子や女性に対する暴力のない社会を目指して

すべての女の子や女性は、自宅、学校、公共の場、職場などで、暴力を受けずに暮らす権利があります。女の子や女性に対する暴力のない社会の実現には、ジェンダーに基づく暴力やその予防策を知ること、被害にあった際に適切なサポートを受けること、性差別的な行動は許されないことを認識すること、加害者に対する法律や政策を強化していくことなど、さまざまな取り組みが必要です。
プランはこれからも、男の子や男性も含めた人々と、学校、政府と協力しながら女性に対する暴力に関する意識啓発や、女の子や女性が暴力のない環境で安心して生活できる環境作りを進めていきます。

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