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子どもの保護とケア及び地域社会への復帰支援~スリランカ~

スリランカ

紛争や災害に巻き込まれる子どもたち

更新)

プラン・マンスリー・サポーター2016年度活動報告

子どもたちの虐待の情報が集まるデータベースが完成!必要なサービスを子どもたちに提供
「内戦で村を追われた青年がボランティアに」 ビシャンさん(子どもクラブの青年ボランティア)
ビシャンさん

ビシャンさん

生まれ故郷が内戦で大きな被害をうけたため避難し、2013年にようやく故郷に戻ることができたビシャンさん。故郷でプランのボランティアになりました。子どもの権利や地域の子どもが直面する問題についてプランのトレーニングを受け、子どもと一緒に活動するために必要なスキルを身につけました。「この内戦で多くの子どもたちが傷つきました。僕は子どもたちのために何かをしたかった。子どもたちは自分たちの地域を良くする十分な力をもっていると思います」。
ボランティアたちの能力強化トレーニング / ©プラン・インターナショナル

ボランティアたちの能力強化トレーニング / ©プラン・インターナショナル

リスクが高い家族の特定と支援で家禽の支給を受けた家族 / ©プラン・インターナショナル

リスクが高い家族の特定と支援で家禽の支給を受けた家族 / ©プラン・インターナショナル

警察との連携強化でヘルプデスクの開設(1) / ©プラン・インターナショナル

警察との連携強化でヘルプデスクの開設(1) / ©プラン・インターナショナル

警察との連携強化でヘルプデスクの開設(2) / ©プラン・インターナショナル

警察との連携強化でヘルプデスクの開設(2) / ©プラン・インターナショナル

障がいのある子どもがいる家族と子ども保護について説明するプラン職員 / ©プラン・インターナショナル

障がいのある子どもがいる家族と子ども保護について説明するプラン職員 / ©プラン・インターナショナル

ボランティアたちの能力強化トレーニング / ©プラン・インターナショナル
リスクが高い家族の特定と支援で家禽の支給を受けた家族 / ©プラン・インターナショナル
警察との連携強化でヘルプデスクの開設(1) / ©プラン・インターナショナル
警察との連携強化でヘルプデスクの開設(2) / ©プラン・インターナショナル
障がいのある子どもがいる家族と子ども保護について説明するプラン職員 / ©プラン・インターナショナル
実施地域 東部州バティカロア県
実施期間 2012年12月~2016年6月
対象 紛争の影響を受けた子ども約2万6000人、その保護者、地域住民、地方行政官など
背景 スリランカでは、約30年にわたる内戦が人々の暮らしに大きな影響を及ぼしました。特に東部州での戦闘は激しく、紛争に巻き込まれた子どもたちの多くは保護者を失い、同時に教育の機会も奪われました。また貧困により、暴力、虐待などのリスクが高く、子どもたちの保護が課題です。
今期の主な活動
  • 村レベルでの子どもの保護活動を支援するコミュニティ・ボランティアの能力強化(772人)
  • 子どもクラブの活動(リクリエーション活動、ライフスキル教育、子どもの権利の勉強会、1965人)
  • 虐待により法的支援や医療支援を受けた子ども(女の子31人、男の子17人)
  • 州レベルでの子ども保護に関するデータベースの完成
  • リスクが高い家族の特定と支援(52世帯)
  • 保護者へのトレーニング(247人)
  • コミュニティボランティアによる活動の成功事例の研究発表会(83人)
  • 女性と子どものための交番の開設(3カ所)
活動のハイライト 州の法務局などとの連携により、子ども保護に関するデータベースが完成しました。これにより、虐待された子どもや司法が関わった子ども保護に関する事例の情報が集まり、誰がどのような虐待を受けているか事例が集まるようになり、これによって虐待の実態把握、さらには必要な対策を行政が協力しながら進められるようになりました。また、虐待を受けた子どもたちは小児科医、精神科医、ソーシャルワーカーや法律関係者などの支援を受けました。病院や警察などで子どもの虐待が発覚した場合、関係者が集まり、子どもたちが必要とするケアについて話し合い、最も必要とされるサービスを提供しました。
成果のまとめ これまで3年間の活動を通じて、子どもが直面する課題を洗い出し、解決のために必要な体制作りを調えることができました。コミュニティでの活動と行政サービスをより連携させることで被害にあった子どもたちの情報を収集、必要な行政サービスに照会できるようになりました。成功の鍵となったのは地域のボランティア育成です。スキルを身につけたボランティアたちは地域の子どもの保護に関する重要な役割を担っているため、これからも継続的な活動が期待されます。また、虐待の実態や子どもたちが必要とする行政サービスをすみやかに提供するための情報システム(データベース)の完成も大きな前進でした。今後は子どもたちを対象に虐待に関する知識普及や被害にあった子どもたちへの行政サービス提供を継続するほか、新たなボランティアの育成や学校での虐待や暴力の予防のための教師トレーニングなどを継続します。

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