- 国際NGOプラン・インターナショナル 寄付・募金で世界の女の子を支援
- 活動をみる
- 活動レポート
- 【経過報告】「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクト~エチオピア~
【経過報告】「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクト~エチオピア~
エチオピア
ガールズ・プロジェクト
(更新)
プラン・インターナショナルは、2017年7月から、「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクト(エチオピア)で、女性性器切除(Female genital mutilation、以下FGM)の被害を受けた女の子の心身のケアと同時に、家族や地域の住民、行政に向けた根絶の働きかけを行っています。現在までの活動の進捗をご報告します。
寄付手続きに進む
ガールズ・プロジェクト 毎月 1000円~ すでに選択しています。
画面右側の「未完了の寄付手続き」ボタンより手続きにお進みください。
-
一回分の寄付はこちらから一回分の寄付をすでに選択しています。
画面右側の「未完了の寄付手続き」ボタンより手続きにお進みください。
背景
アフリカと中東地域の約30カ国で、約2000年前から続くと言われるFGM。大人の女性になるための通過儀礼・結婚の条件として、幼児期から15歳頃までの女の子の性器の一部を切除します。激痛と出血をともない、命を落とす女の子もいます。死に至らなくとも、感染症や出産への悪影響を引き起こし、強い恐怖が心の傷として残る有害な慣習です。
活動のハイライト
2017年11月25日の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」を記念し、11月24~26日の3日間に、さまざまな意識啓発イベントやトレーニングを実施しました。プロジェクトを実施している25村からの代表者や若者、地域住民や行政官など、合計226人(女性105人、男性121人)が参加して、子どもの保護に関する法律や、女の子と女性の心身を傷つける慣習の弊害について理解を深めました。村の代表者むけのトレーニングでは、リーダーとしての自分の役割を確認したほか、近隣村の手本になるような活動にするよう誓い合いました。また、学校を拠点とした意識啓発活動を展開するため、中心となる12人のメンバーが選出され、教師48人がFGMの弊害、子どもの保護、ジェンダー平等についてトレーニングを受けるなど、活動基盤も整いました。
寄付手続きに進む
ガールズ・プロジェクト 毎月 1000円~ すでに選択しています。
画面右側の「未完了の寄付手続き」ボタンより手続きにお進みください。
-
一回分の寄付はこちらから一回分の寄付をすでに選択しています。
画面右側の「未完了の寄付手続き」ボタンより手続きにお進みください。
寄付手続きに進む
毎月 1000円~画面右側の「未完了の寄付手続き」ボタンより手続きにお進みください。
関連リンク
現地の声
私が生まれ育った村では、プランが数年間にわたってFGMの弊害について活動していました。そのおかげで私は施術をまぬがれて大人になりました。大学1年生で結婚したのですが、義理の母は私が施術を受けていないことを知って、私に辛くあたるようになりました。夫と離婚するのは嫌だったので、悩んだ末に施術を受けましたが、想像以上に辛い経験でした。2週間以上も起き上がることができず、あまりの辛さに夫と二人で目が腫れるほど泣きました。そのあとで娘を出産したときは難産で大変でした。自分の選択を後悔しています。私自身の経験を伝えるため、FGMの弊害について意識啓発活動を行う小学校に転任してきました。施術を受けてはならないと子どもたちに伝えていきたいです。
(メルキットさん 22歳 小学校教師)