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【完了報告】「女の子が安心できる学校づくり」プロジェクト~グアテマラ~

ガールズ・プロジェクト

グアテマラ

更新)

ガールズ・プロジェクト2021年度活動報告

プラン・インターナショナルは、2017年12月からグアテマラで実施していた「女の子が安心できる学校づくり」プロジェクトを、2020年12月に完了しました。

女の子の平等を啓発する冊子 / ©プラン・インターナショナル

女の子の平等を啓発する冊子 / ©プラン・インターナショナル

ジェンダー平等について保護者と話し合う女の子 / ©プラン・インターナショナル

ジェンダー平等について保護者と話し合う女の子 / ©プラン・インターナショナル

ジェンダー平等を啓発する横断幕やチラシ / ©プラン・インターナショナル

ジェンダー平等を啓発する横断幕やチラシ / ©プラン・インターナショナル

家庭訪問を通じてジェンダー平等の啓発に取り組む女の子たち / ©プラン・インターナショナル

家庭訪問を通じてジェンダー平等の啓発に取り組む女の子たち / ©プラン・インターナショナル

トレーニングにて、通学時に危険な場所を発表する住民 / ©プラン・インターナショナル

トレーニングにて、通学時に危険な場所を発表する住民 / ©プラン・インターナショナル

コミュニティ代表者とのジェンダー平等に関する話し合い / ©プラン・インターナショナル

コミュニティ代表者とのジェンダー平等に関する話し合い / ©プラン・インターナショナル

行政官に提言書を提出する女の子 / ©プラン・インターナショナル

行政官に提言書を提出する女の子 / ©プラン・インターナショナル

建設された衛生設備 / ©プラン・インターナショナル

建設された衛生設備 / ©プラン・インターナショナル

女の子の平等を啓発する冊子 / ©プラン・インターナショナル

ジェンダー平等について保護者と話し合う女の子 / ©プラン・インターナショナル

ジェンダー平等を啓発する横断幕やチラシ / ©プラン・インターナショナル

家庭訪問を通じてジェンダー平等の啓発に取り組む女の子たち / ©プラン・インターナショナル

トレーニングにて、通学時に危険な場所を発表する住民 / ©プラン・インターナショナル

コミュニティ代表者とのジェンダー平等に関する話し合い / ©プラン・インターナショナル

行政官に提言書を提出する女の子 / ©プラン・インターナショナル

建設された衛生設備 / ©プラン・インターナショナル

活動内容

ジェンダー平等のさらなる促進にむけ、住民や行政との連携を強化

3年間にわたるプロジェクトの最終年となった今期は、能力強化トレーニングを受けた女の子たちが、ジェンダー平等の促進をコミュニティ住民や行政などに働きかけられるよう支援を行いました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、当初予定していた対面式の啓発イベントはできませんでしたが、女の子たち自らが各家庭を訪問し、女の子の就学の大切さを住民に訴える取り組みや、ラジオ放送でジェンダー平等について話す活動を行いました。また、プロジェクト終了後もジェンダー平等に関する意識啓発活動が続いていくように、子どもたちから対象地域の市役所へ支援を依頼し、行政側も継続的な取り組みを約束しました。今後も、子どもたち、行政、教師、コミュニティ住民などが協力しながら、ジェンダー平等を促進する活動を続けていくことが期待されます。

おもな活動の成果

地域 バハ・ベラパス活動地域、アルタ・ベラパス県
期間 3年(2017年12月~2020年12月)
おもな支援内容と対象

ジェンダー平等促進のための能力強化トレーニング

  • 子ども対象:ジェンダー平等に関する自習教材の作成・配布(10コミュニティの子ども約1200人)
  • 教師対象:学校でジェンダー平等や性教育の基礎を教えるためのトレーニング(小学校10校の教師約70人)

ジェンダー平等促進のための啓発活動

  • ジェンダー平等促進員、コミュニティ・リーダーによる、家庭での子どもたちの学びの支援(ジェンダー平等に関する課題の配布・回収支援など。10コミュニティ)
  • ジェンダー平等に関する行政との対話集会(4回)
  • 子どもたちによるジェンダー平等を呼びかける啓発活動(チラシの配布、家庭訪問など。2市の10コミュニティ)
  • 子どもたちによるジェンダー平等を呼びかけるラジオ放送の実施(リスナー人口:約50万人)

プロジェクト対象小学校での衛生施設の建設(3校5棟)

新型コロナウイルス感染症予防の活動

  • 衛生キットの配布(小学校10校、約1000人)
  • ※このプロジェクトでは、外務省(NGO連携無償資金協力)の支援のもと、日本人職員が現地に赴任し事業統括を行いました。

プロジェクト背景

アルタ・ベラパス県はグアテマラでもっとも貧しい県のひとつで、先住民族のケチ族が人口の80%以上を占めています。中南米の国々に見られる男性優位の伝統的な考え方「マチスモ」が根強く、「女の子だから」との理由で学校に行くことを断念するなど、男の子に比べてあらゆる場面で権利や機会を奪われています。

現地の声

写真:ラウラさん、14歳、対象コミュニティの生徒(右から2人目)

ラウラさん、14歳、対象コミュニティの生徒(左)
「このプロジェクトに参加して、コミュニティでは、貧困問題のほかに、女の子が『自分には価値がない』と思っていることが問題だと学びました。自尊心に関するトレーニングで学んだことは、『自分には価値がある』と思うことや、自分の考えを声にすることがとても大事だということです。3年間の活動を通じて、両親も私が学校に通い続けることを応援してくれるようになりました。周りの人たちのジェンダー平等についての理解も、より深まったと思います」

長年のご支援をありがとうございました。
2021年3月からは、グアテマラでは「先住民族の女の子の収入向上」プロジェクトを実施しています。

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