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【経過報告】「暴力の被害にあった女の子を守る」プロジェクト~インド~

インド

ガールズ・プロジェクト

更新)

プラン・インターナショナルは、2020年7月から、「暴力の被害にあった女の子を守る」プロジェクト(インド)を実施しています。現在までの活動の進捗をご報告します。

背景

インドでは、レイプ、性的虐待、ドメスティック・バイオレンス(DV)などのジェンダーに基づく暴力が頻発しています。被害を受けた女の子たちは自身に非があったかのように不当な差別やさらなる暴力を受けたり、警察や病院でさえも人権を軽視した扱いを受けるなど、社会的に根深い問題となっています。なかでも深刻なのは、性暴力に関する専門知識が不足しているため有罪判決が少ないことです。捜査から裁判の過程にも多くの欠陥がみられます。

写真:「暴力の被害にあった女の子を守る」プロジェクト(インド)

被害を受けた女の子や女性の多くは、司法制度へアクセスする知識もなく、経済的困窮から有能な弁護士を雇用することもできません。また、加害者の男性が「結婚」することで罪を逃れようとし、家族が世間体を気にして結婚を認めてしまう場合もあります。

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活動のハイライト

ムンバイの児童福祉委員会とのミーティングの様子 / ©プラン・インターナショナル

ムンバイの児童福祉委員会とのミーティングの様子 / ©プラン・インターナショナル

子どもの保護委員会へのトレーニング風景 / ©プラン・インターナショナル

子どもの保護委員会へのトレーニング風景 / ©プラン・インターナショナル

オンラインによる啓発セッション / ©プラン・インターナショナル

オンラインによる啓発セッション / ©プラン・インターナショナル

啓発セッションに参加する生徒たち / ©プラン・インターナショナル

啓発セッションに参加する生徒たち / ©プラン・インターナショナル

精神科医やセラピストなどとのミーティングの様子 / ©プラン・インターナショナル

精神科医やセラピストなどとのミーティングの様子 / ©プラン・インターナショナル

ムンバイの児童福祉委員会とのミーティングの様子 / ©プラン・インターナショナル

子どもの保護委員会へのトレーニング風景 / ©プラン・インターナショナル

オンラインによる啓発セッション / ©プラン・インターナショナル

啓発セッションに参加する生徒たち / ©プラン・インターナショナル

精神科医やセラピストなどとのミーティングの様子 / ©プラン・インターナショナル

活動内容

プロジェクト開始後、対象地区の女性子ども局、児童福祉委員会、警察、病院、被害者支援組織、現地NGOなど、プロジェクトで連携する関係機関を訪ね、個別に打ち合わせを行いました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンの影響で、その後の打ち合わせや各種活動はオンラインでの実施を余儀なくされました。予定よりも進捗に遅れが生じましたが、感染予防に配慮しつつ活動を継続しました。2021年6月には、高校の生徒と教師、PTAを対象とした啓発セッションをオンラインで実施。子どもの権利、子どもの保護、さまざまな形の虐待、被害者サポートやヘルプラインなどの情報を伝えるとともに、もし被害にあったら、一人で抱え込まず助けを求める勇気をもつよう励ましました。性暴力の被害者への心理的ケアという繊細な課題について、精神科医やセラピスト、カウンセラーらとのミーティングも重ねています。この1年間で9件のジェンダーに基づく暴力に対応し、被害者に必要な保護とケアを行いました。今後も引き続きサポートをしていきます。

おもな活動の成果

地域 マハラシュートラ州 ムンバイおよびナビ・ムンバイ地区
期間 3年6カ月(2020年7月~2023年12月)
2021年度
おもな支援内容と対象
  • 対象地区の女性子ども局、児童福祉委員会、警察、病院、被害者支援組織、現地NGOなど各関係団体と連携について個別打合せを実施
  • 各村の「子どもの保護委員会」へのトレーニングを実施
  • 啓発セッション(生徒199人、教師38人、PTA11人)
  • 被害者への社会心理的ケアについてのミーティング(精神科医、セラピストなど22人)

現地の声

カサレさん、ムンバイに住む女の子、高校生
「学校の啓発セッションで、子どもの権利や子どもの保護、ジェンダーに基づく暴力で女の子が被害にあった事例や、オンライン・ハラスメントについて知りました。また、実際に虐待や暴力に直面したら、どこに連絡すればよいかも分かりました。支援を得られるまで助けを求め続けることの重要性も学びました。とても良い内容のセッションでした」

カンシカールさん、子ども保護施設の所長
「暴力の被害にあった女の子と信頼関係を築くのはとても難しいです。彼女たちはひどい経験からトラウマを抱え、他人への信頼を失っていますから。時間をかけ誠実な努力を重ねて、信頼を取り戻さなくてはなりません。彼女たちの社会復帰のために、このプロジェクトが大いに貢献できると信じています。私たち関係者は連携して、被害にあった女の子たちが心身の健康を回復し、新たなスタートをきれるよう尽力していきます」

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