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【完了報告】「栄養不良の子どもの食料支援」プロジェクト~ニジェール~

グローバル・プロジェクト

ニジェール

更新)

グローバル・プロジェクト2021年度活動報告

プラン・インターナショナルは、2018年7月からニジェールで実施していた「栄養不良の子どもの食料支援」プロジェクトを、2021年6月に完了しました。

洪水で被災した穀物銀行への穀物支給 / ©プラン・インターナショナル

洪水で被災した穀物銀行への穀物支給 / ©プラン・インターナショナル

食料や石けんを受け取った洪水被災世帯の女性 / ©プラン・インターナショナル

食料や石けんを受け取った洪水被災世帯の女性 / ©プラン・インターナショナル

家庭菜園でオクラを育てている女性 / ©プラン・インターナショナル

家庭菜園でオクラを育てている女性 / ©プラン・インターナショナル

学校菜園で育った野菜を見せる子どもたち / ©プラン・インターナショナル

学校菜園で育った野菜を見せる子どもたち / ©プラン・インターナショナル

健診を受診する母親と子ども / ©プラン・インターナショナル

健診を受診する母親と子ども / ©プラン・インターナショナル

地元食材での栄養豊富な食事の調理方法を学んだ母親 / ©プラン・インターナショナル

地元食材での栄養豊富な食事の調理方法を学んだ母親 / ©プラン・インターナショナル

受け取った野菜の種子を手にする女性たち / ©プラン・インターナショナル

受け取った野菜の種子を手にする女性たち / ©プラン・インターナショナル

洪水で被災した穀物銀行への穀物支給 / ©プラン・インターナショナル

食料や石けんを受け取った洪水被災世帯の女性 / ©プラン・インターナショナル

家庭菜園でオクラを育てている女性 / ©プラン・インターナショナル

学校菜園で育った野菜を見せる子どもたち / ©プラン・インターナショナル

健診を受診する母親と子ども / ©プラン・インターナショナル

地元食材での栄養豊富な食事の調理方法を学んだ母親 / ©プラン・インターナショナル

受け取った野菜の種子を手にする女性たち / ©プラン・インターナショナル

活動内容

収入創出活動や保護者への調理指導で子どもの栄養改善を促進

2018年7月に開始したプロジェクトは、最終年を迎えました。これまでの活動を調査したところ、ヤギを支給された世帯では、そのヤギが生んだ子ヤギを売却することで収入につながっていることが分かりました。また、穀物銀行が適正に運営され、地域の食料の安定供給に貢献していることを確認しました。妊娠中や母乳育児中の母親の健康状態は、胎児や乳児の栄養と成長に大きな影響を及ぼします。そこで、プランは妊産婦を対象とした健診を実施し、必要に応じて医療機関への紹介や栄養指導を行いました。また、5歳未満の子どもたちの健診も実施し、栄養不良と診断された場合には、適切な治療を受けられるよう医療機関への紹介を行いました。さらに、子どもの栄養不良をなくすために、保護者を対象とした調理指導も実施。保護者たちは、地元で調達可能な食材を活用した栄養豊富な食事の作り方を学び、栄養知識と調理スキルを高めることができました。その結果、子どもたちは家庭で日常的に栄養価の高い食事を採れるようになりました。さらに、野菜の種子や苗の支給、家庭菜園や学校菜園の推進によって、地域で新鮮な野菜を身近に収穫できる環境も整備されました。これまでの活動を通じ、新たな収入源の創出や、保護者の能力強化、地域の食料供給体制の整備など、多くの成果が表れています。引き続き、地域の住民と協力し、子どもたちの栄養改善に取り組んでいきます。

  • ※穀物銀行とは
    穀物の貯蔵庫と金融機関を兼ねたもの。地域の人々は収穫した穀物を穀物銀行に備蓄し、穀物価格が上昇するまで待ち、適当な時期に売ることで、より良い収入を得ることができる。また、干ばつなどで食糧不足に陥った場合には、備蓄分から確保する

おもな活動の成果

地域 ドッソ活動地域内3コミューン、マラディ活動地域内1コミューン
期間 3年(2018年7月~2021年6月)
おもな支援内容と対象
  • 穀物銀行の管理委員会への聞き取り調査実施(12村、2回)
  • 穀物銀行の管理委員会の運営管理能力強化トレーニング実施(12村、72人)
  • 支給したヤギの現状調査
  • 洪水で被災した穀物銀行の再建築(2カ所)
  • 洪水で被災した穀物銀行への穀物支給(4カ所)
  • 洪水の被災世帯へ米、油、石けんを支給(350世帯)
  • 学校関係者と児童を対象に学校菜園推進のトレーニングと、種子・器具の支給(12村、12校)
  • 健診による5歳未満の子どもの栄養不良の特定と医療機関への紹介および栄養指導の実施(5580人のうち、医療機関への紹介68人、家庭での栄養改善対象392人)
  • 妊婦と母乳育児中の女性を対象とした健診による栄養不良の特定と医療機関への紹介(3515人のうち、97人を医療機関へ紹介)
  • 栄養に関する啓発活動と栄養改善のための調理指導の実施(9村、23回、女性576人、男性11人)
  • 若者への起業トレーニング(13回、女性66人、男性70人)
  • 女性グループと穀物銀行への野菜の種子や肥料支給(12村)
  • 理論と実践コースによる農業と畜産技術トレーニングの実施(女の子・女性63人、男の子・女性57人)

プロジェクト背景

ニジェールでは、気候変動による干ばつと洪水が相次ぎ、以前から生産性が低かった農業にさらなる打撃を与えています。5歳未満児の約42%に慢性的な栄養不良による発育阻害が※1生後6~23カ月の乳幼児の約23%に急性栄養不良が見られる※2など、事態は深刻です。住民たちは、細々と営む農業からのわずかな収入で生活しており、気候変動が市場に与える影響についての知識ももたないため、家族を養うだけの食料や収入を得ることができません。

  • ※1出典:The State of Food Security and Nutrition in the World 2018(Food and Agriculture Organization of the United Nations, International Fund for Agricultural Development, UNICEF, World Food Programme, World Health Organization)
  • ※2出典:Nutrition in Niger, Strengthening Resilience by Investing in Nutrition 2017(World Food Programme)

現地の声

写真:ハディオさん、63歳、種子の配布を受け家庭菜園で野菜を収穫する女性

ハディオさん、63歳、種子の配布を受け家庭菜園で野菜を収穫する女性
「私には女の子7人、男の子3人の、あわせて10人の孫がいます。オクラやスイカの種子とモリンガの苗を受け取り育てています。すべて順調に育っていて、家族で食べるのに十分な収穫があるので、食事は菜園で収穫した材料で作ることができます。収穫した作物は、近所の人たちにも分けています。ご支援に感謝申し上げます」

長年のご支援をありがとうございました。
プランはこれからも、世界が直面するリスクから子どもたちを守る活動を続けていきます。
引き続き、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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