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【第11報】モルドバに避難した母子のストーリー~ウクライナ避難民緊急支援~
緊急支援
(更新)

寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。 プランは、引き続きウクライナの人々、特に子どもや女性たちへの支援活動を継続いたします。
ウクライナ危機の発生から半年。依然として多くのウクライナの子どもたちが、大切な子ども時代を奪われています。プラン・インターナショナルは2022年3月以降、ポーランド、ルーマニア、モルドバにおいて、パートナー団体と連携しながら、子どもの年齢やジェンダーに即した心理社会的支援や教育支援などに取り組んでいます。 モルドバに避難した母子のストーリーを通して、プランの活動をご紹介します。防空壕に身を隠す日々 国境を越えモルドバへ
リュミドラさんと双子の娘たち
遊びを通じて日常を取り戻す
リリアナちゃんとダイアナちゃんは、現在は日中のほとんどの時間を、プランのパートナー団体「Amici di Bambini」が運営する、滞在先近くの幼稚園で過ごしています。この幼稚園は、難民向け宿泊施設が開設された当初から、ウクライナから避難してきたさまざまな年齢の子どもとその保護者や養育者を受け入れてきました。プランは専門的な訓練を受けた心理士やソーシャルワーカーなどを派遣し、子どもたちの心のケアを実施しています。

絵本を読むリリアナちゃん(左)とダイアナちゃん(右)
子どもたちと保護者を支えるニナさん
双子の母親リュミドラさんも、「娘たちが適応するまでには数日かかりましたが、今ではここが大好きで安心して過ごしています。ニナさんをはじめ、先生方は母親たちにとっても大きな支えとなっています」と話します。

お気に入りの遊具で遊ぶ
紛争がもたらす見えない傷から子どもの心を守るために
安全な場所にたどり着いたとしても、爆撃による家や町の破壊を目の当たりにした子どもたちは、しばしば心に見えない傷を負います。また、保護者も大きなストレスのなか、子どもたちを守り、新たな生活を模索しなければなりません。そのため、子どもたちとその保護者の両方が、精神的なサポートを得られることがとても重要です。また、子どもたちには、安全で守られた環境のなかで、学び、自己表現をし、サポートされていると実感できる機会が必要です。

お絵描きは自己表現の機会の一つ
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