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【完了報告】「ベネズエラ避難民の生計向上」プロジェクト~ペルー~

グローバル・プロジェクト

ペルー

更新)

グローバル・プロジェクト2022年度活動報告

プラン・インターナショナルは、2021年10月からペルーで実施していた「ベネズエラ避難民の生計向上」プロジェクトを、2022年7月に完了しました。

支給された調理用コンロでお菓子作りに励む女性たち(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

支給された調理用コンロでお菓子作りに励む女性たち(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

理容のトレーニングを受ける男性(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

理容のトレーニングを受ける男性(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

経営指導を受け店のウェブサイトを開設した女性(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

経営指導を受け店のウェブサイトを開設した女性(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

支給されたカートに自家製のパンを積んで売り歩く女性。すでに固定客も(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

支給されたカートに自家製のパンを積んで売り歩く女性。すでに固定客も(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

業務用冷凍庫の支給を受け冷凍エビの仕入れ業を営む夫妻(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

業務用冷凍庫の支給を受け冷凍エビの仕入れ業を営む夫妻(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

人気のクスコ料理店を営む女性(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

人気のクスコ料理店を営む女性(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

オンラインで行った経営トレーニングの様子 / ©プラン・インターナショナル

オンラインで行った経営トレーニングの様子 / ©プラン・インターナショナル

経営指導での学びや経験を共有するワークショップ(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

経営指導での学びや経験を共有するワークショップ(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

支給された調理用コンロでお菓子作りに励む女性たち(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

理容のトレーニングを受ける男性(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

経営指導を受け店のウェブサイトを開設した女性(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

支給されたカートに自家製のパンを積んで売り歩く女性。すでに固定客も(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

業務用冷凍庫の支給を受け冷凍エビの仕入れ業を営む夫妻(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

人気のクスコ料理店を営む女性(クスコ) / ©プラン・インターナショナル

オンラインで行った経営トレーニングの様子 / ©プラン・インターナショナル

経営指導での学びや経験を共有するワークショップ(ピウラ) / ©プラン・インターナショナル

活動内容

経営指導や資機材の提供を通じ、避難民の人々の自立を促進

ベネズエラ避難民90人に、起業や就労に役立つ情報をオンラインオリエンテーションで提供しました。また、経営指導や技術トレーニングを実施して知識や技術の習得を支援したほか、資機材を支給することでビジネスの再開を後押ししました。さらに、75人がピウラ、クスコ各市でビジネスフェアに参加し、地元で新しい顧客や取引業者を得ることができました。プランの指導のもと避難民の経営者たちはウェブサイトを開設したり、InstagramやTwitterなどのソーシャルメディアを活用したりしながら、販路の開拓に取り組みました。プロジェクト終了後も、知り合った仲間同士で互いに経験やノウハウを共有し、支え励まし合いながら、さらにビジネスを発展させています。

主な活動の成果

地域 ピウラ市、クスコ市
期間 2021年10月~2022年7月
主な支援内容と対象
  1. 1. ベネズエラ避難民を対象に起業、就労など生計向上に関する情報を提供するオンラインのオリエンテーションを実施(6回) 
  2. 2. コロナ禍で事業中断に追い込まれたピウラ市、クスコ市に暮らす避難民を対象に
    • 事業経営指導およびマーケティングのトレーニングを実施(170人)
    • 技術トレーニングの実施(90人)
    • 事業再開に必要な物資の支給(90人)
    • 事業経営指導(80人)
    • 各市で開催されたビジネスフェアへの出展(75人)
  • ※このプロジェクトは、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の支援のもと実施しました

プロジェクト背景

長引く政情不安がもたらした社会経済の混乱を逃れ、現在120万人以上のベネズエラ避難民がペルーで暮らしています。その多くは定住して生活を築くことを希望し、働いてペルー社会にとけこむ努力を続けてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経済活動の制限によって、多くの避難民が失業や事業の中断に追い込まれました。安定収入を得られないなか、自立を助ける長期的な支援は圧倒的に不足しています。

現地の声

クリスティンさん、経営指導を受けた女性
「リマで小さなオートバイの修理の仕事をしていましたが、競争相手が多く、苦しい生活が続いていました。元々小さな町での暮らしが好きなので、夫のジョンとともに、リマからクスコに移りました。そこでこのプロジェクトに参加することになりました。経営指導の多くがオンラインで行われたので、当時妊娠していた私には助かりました。機能性に優れ、耐久性の高い日本製品を含めた道具の支給を受け、よりよいサービスを提供できるようになりました。生まれた子どもの名前をとって、社名は『イサ・モータース』としました。顧客も増え、安定した収入を得られるようになりました」

写真:クリスティンさん(左)と夫のジョンさん(右)

クリスティンさん(左)と夫のジョンさん(右)

写真:ジョバンナさん、技術トレーニングに参加した女性

ジョバンナさん、技術トレーニングに参加した女性
「ベネズエラから両親と妹とペルーに来て4年になります。美容師の経験があったので、貯金をはたいて最低限の道具でサロンを開き、安くカットを行うサービスを提供していました。コロナ禍で外出制限が出されてからは、食べていくだけでも大変でした。このプロジェクトに参加して経営やマーケティングを学び、サロンには大きな鏡、お客さん用の椅子、新しいドライヤーなどを支給してもらいました。そのおかげで、私の生活は変わりました。今はペルー人の固定客ができて収入が安定し、貯金で消耗品が買えるようになり、ベネズエラにいる親戚に送金もできるようになりました。本当にありがとうございます」

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