「国際ガールズ・デー2021」～賛同企業の取り組みを紹介～

広報マーケティング部
平田　泉

広報マーケティング部の平田です。国際ガールズ・デーを広く知っていただくためのイベントの企画や運営を担当しています。

ジェンダー平等の推進を柱に活動を展開しているプラン・インターナショナルにとって、10月11日の国際ガールズ・デーは特別な日。2021年のテーマは、「THINK FOR GIRLS～女の子たちが再び夢を描ける世界へ」です。今回は、プランの活動に賛同し、国際ガールズ・デーに合わせてさまざまな企画を実現してくださった企業の取り組みを、写真を交えてご紹介します。

さまざまな企業が、個性豊かな企画で世界の女の子たちを応援

毎年国際ガールズ・デーを盛り上げてくださっている株式会社イエローコーナージャパンが中心となり、今年は10社による企業プラットフォーム「国際ガールズ・デーPLUS」を結成。それぞれが、店舗のウィンドウディスプレイや、寄付付き商品の販売、公式サイトでの情報発信など、オリジナリティあふれる企画で国際ガールズ・デーの認知向上を図り、世界の女の子たちを応援してくださいました。

●動画上映やディスプレイでの情報発信

YELLOWKORNER日比谷店と横浜店では、ウォールディスプレイで国際ガールズ・デーを応援。アマンド六本木店では、デジタルサイネージでプランの動画上映を行ってくださいました。バーニーズ　ニューヨークの店舗では、国際ガールズ・デーをテーマにしたウィンドウディスプレイをデザインしてくださいました。

写真：YELLOWKORNER日比谷店のディスプレイ

YELLOWKORNER日比谷店のディスプレイ

アマンド六本木店デジタルサイネージで上映されたプランの動画

バーニーズ　ニューヨーク六本木店のウィンドウディスプレイ

●女の子の夢を羽ばたく蝶に託したアイコン

また、アマナフォトグラフィ所属のフォトグラファーAKANE（アカネ）さんが手がけた共通アイコンが、企業の取り組みに華を添えました。さまざまな逆境を乗り越えて自立しようとする女の子たちのたくましさと、彼女たちが放つ輝きが、幼虫からサナギへと変化を遂げて成長し、自由に空を羽ばたいていく蝶になぞらえて描かれています。このアイコンが、「国際ガールズ・デーPLUS」に参加する企業の店舗などを中心に、街の各所を美しく彩りました。

YELLOWKORNER 日比谷店に飾られたアイコン（左上）と国際ガールズ・デーのパネル

イセタンサローネにおけるAKANEさんの作品展示イベント

●世界の女の子たちの現状をテーマにインスタライブ

ARTIDA OUDでは、国際ガールズ・デー当日にインスタライブを配信。フォトジャーナリスト安田菜津紀さんとの対談が行われました。スリランカ滞在中の安田さんは、これまで出会った各国の女の子が直面する過酷な状況に触れ「身近な話題をきっかけに、途上国の女の子たちに思いを寄せることが大切」とお話しされました。

写真：インスタライブ配信の様子

インスタライブ配信の様子

ARTIDA OUDではさまざまなチャリティ活動に取り組まれ、アクセサリーの売り上げの一部は、プランへ寄付いただいています。同ブランドの安部さんとプランの西村職員は、寄付で実施しているインドのプロジェクトについて紹介しました。

異なる他者を理解しようという気持ちが、世の中を変えていく

国際ガールズ・デーの準備をすすめるなかで、「エンパシー」という言葉に出会いました。自分とはまったく異なる人（環境、考え、信念）を理解しようとすることを指す言葉だそうです。「シンパシー」は自分と似た状況にある人に対して抱く共感ですが、「エンパシー」の方は、まず能動的に知らない情報を取りに行き、そして共感する力が必要になります。

写真：異なる他者を理解しようという気持ちが、世の中を変えていく

今回ご賛同くださった企業の方々をはじめ、多くの支援者の皆さまが、遠い国の女の子たちが置かれている苛酷な状況を知り、応援したいという強いお気持ちをお持ちです。さらに一人でも多くの人が「エンパシー」を発揮して、お互いを理解しようと思う気持ちを持つことで、世の中の流れを変えられるのではないかと感じています。国際ガールズ・デーが、そのきっかけのひとつとなることを願い、これからも広報活動に取り組んでまいります。