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株式会社MIC

下着メーカーだからこそできる女の子たちの未来へのエール

株式会社MIC
代表取締役 神崎淳志さん
商品部 開発課
デザイナー/パタンナー 松本貴栄さん

2026年7月 インタビュー

代表取締役 神崎淳志さん、商品部 開発課 デザイナー/パタンナー 松本貴栄さん

女性に寄り添う下着づくりを通じて、一人ひとりが自分らしく輝ける社会を目指すMIC。商品の売上の一部をプランに寄付したり、協働でワークショップを開催したりするほか、国際ガールズ・デーにも参加するなど女の子を支援する取り組みについてお話を伺いました。

担当者に聞く:プランとの連携

─ プランを選んだきっかけを教えてください

当社は自社ブランドの展開を進める中で、企業として社会にどのような価値を提供できるかを考えていました。そんな中、知人を通じてプラン・インターナショナルをご紹介いただき、活動内容を伺う機会がありました。女性向け商品を扱う企業であり、社員の約7割が女性という当社にとって、女の子や女性のエンパワーメントを目指すプランの活動は親和性が高く、ぜひ応援したいと考えたことが協働のきっかけです。

写真:昨年の国際ガールズ・デーのイベントにも出展
昨年の国際ガールズ・デーのイベントにも出展

─ プランとの取り組みの結果、どうでしたか?

売上の一部を寄付したり、ワークショップ開催などを通じて、社会貢献を身近に感じる機会が生まれました。また、国際ガールズ・デーのイベントへの協賛を通じて、同じく社会課題の解決に取り組む企業との交流機会も得られ、自社の取り組みを発信するきっかけにもなりました。

─ 社内での反応はどうでしたか?

活動を継続する中で、社員の認知や関心は着実に高まっています。昨年の取り組みを知った社員から「今年は参加したい」という声が上がるなど、当事者意識を持って関わろうとする動きも見られました。また、プランによる社内セミナーを通じて、世界の女の子たちが直面する課題についての理解も深まり、自分たちにできることを考えるきっかけになっています。

─ 社外への発信方法はどうされましたか?

ワークショップや寄付キャンペーンについては、自社ECサイトやSNSで発信しています。また、プランとの協働を通じた取り組みをより多くの方に知っていただく機会を設けています。ただし、寄付や社会貢献活動だけを前面に出すのではなく、まずは製品そのものの魅力を知っていただき、そのうえで「こうした活動も行っている企業である」という形で自然に伝えていきたいと考えています。現在は発信方法を模索しながら、継続的な情報発信に取り組んでいます。

─ 今後の展望を教えてください

今後も継続的な寄付やワークショップを通じて、女の子や女性を支援する活動を続けていきたいと考えています。また、社員がより多く参加できるボランティアの機会や学びの場が増えることを期待しています。企業活動と社会貢献活動の両面から、女性がより活躍できる社会づくりに貢献していきたいと思っています。

変化する下着の役割 広がる女性支援

当社は創業70年以上の下着メーカーです。創業以来、女性に寄り添うものづくりを大切にしてきました。女性のニーズと長年向き合ううちに、時代とともに下着に求められる役割も変化してきたと感じています。
これまで下着は、補整や体型維持といった機能が重視されてきました。しかし近年は、フェムケアをはじめ、女性のライフステージや体調の変化に寄り添い、毎日を快適に過ごせることを大切にした商品づくりが求められています。

そうした変化を受けて、私たちは下着メーカーの役割も商品づくりだけにとどまらないのではないかと考えるようになりました。生理をはじめ、女性特有の悩みや体調の変化があっても、女性が自分らしく学び、働き、活躍できる社会を支えることも、私たちにできる役割のひとつです。その一環として、プラン・インターナショナルを通じて、女の子たちを応援する社会貢献にも力を注いでいます。

ものづくりを伝えるワークショップを開催

写真:ワークショップで女の子たちが作成したバッグ
ワークショップで女の子たちが作成したバッグ

売上の一部からの寄付のほか、今年はプランの15~24歳の女の子を対象とした「わたカフェ」と「ゆうカフェ」でワークショップを開催しました。ワークショップの前半では、下着メーカーの仕事や社員一人ひとりのキャリアについて紹介。後半では、下着の製造工程で生まれるレースやリボンなどの余剰素材を活用し、オリジナルのトートバッグを制作するアップサイクル体験を実施しました。
女の子たちと直接お話しする機会は、私たちにとっても貴重な経験でした。最初は少し緊張もありましたが、インナーのデザインやパターンづくりなど、こうした仕事に携わる大人がいることを知ってもらえたことには大きな意味があったのではないかと思います。

また、普段なかなか触れる機会のないレースなどの素材に触れることで、「これは何だろう」「こんなものを作ってみたい」という興味や好奇心につながってくれたらうれしいです。私自身も子どものころ、素敵なものを見るたびに「どうやって作られているんだろう」と想像することが好きでした。今回の経験が、参加者の皆さんにとって新しい興味や将来の夢を見つけるきっかけになっていたらと思います。
こうした交流の機会は、参加した女の子たちだけでなく、私たち社員にとっても大きな学びになっています。「私たちの仕事が誰かの未来につながっている」という気づきが、仕事への誇りや新たなモチベーションにつながっていると感じています。

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