社員の社会貢献活動が企業の成長を支える
三井物産株式会社
サステナビリティ経営推進部 グローバルソーシャル事業室 プロジェクトマネージャー 関口めぐみさん
2025年4月 インタビュー
社会課題への関心が企業文化を豊かに
三井物産は、ボランティア休暇制度に加えて、Mitsui Global Volunteer Program (MGVP) を実施しています。これは、世界各地の社員がさまざまな社会貢献活動に参加し、社会課題の解決につなげていくことを目指したもの。ボランティア活動を行った年間の社員数×1000円を、会社からNPOやNGO 等の社会貢献団体に寄付するマッチング・ギフト方式のプログラムです。
寄付先は投票で決め、2023年は健康医療分野を支援したいという声が多かったため、プラン・インターナショナルがカンボジアで実施する「地域主導型の小学校給食」プロジェクトに寄付しました。この活動は2021年から行われており、給食は子どもたち健康を支えるだけでなく、学習意欲や就学率の向上にもつながるという成果が報告されています。そうした実績を踏まえ、今年の寄付先として選定しました。
社員が参加できるプログラムは多岐にわたります。例えば、谷津田再生プロジェクトは、NPO 法人との協働ですすめているもので、茨城県牛久市の荒廃した谷津田を無農薬の米作りを通じて再生する取り組みです。収穫された米を使って日本酒も醸造し、取引先に配布しています。普段はできない貴重な体験ができると社員から好評です。
ボランティアの場を提供することは、社員の社会的な課題への関心を高めるとともに、仕事への意欲や会社への愛着を深めることにつながります。社会貢献活動は企業の持続的成長にとって重要な要素であると認識していますので、今後も災害支援をはじめ、社員が積極的に参加できる機会の提供に力を入れていきます。
