ルワンダの女の子が綴る日々のできごと Girls Diary from ルワンダ

Vol.1

私たちの生いたちと夢

日本の皆さん、ルワンダからこんにちは!
私の名前は、フランソワーズ。ルワンダの中学生の女の子で、15歳です。
私の通う中学校が、日本からの支援で「差別をなくすジェンダー教育プロジェクト」の対象校になりました。日本の皆さん、ありがとう!
この村にも学校にも、女の子が勉強を続けるうえでの障がいがたくさんあります。
ですから、日本の皆さんが私たちのことを思い、心配してくれていることが、とてもうれしいです。
これからもうひとりの女の子、レベッカといっしょに、プロジェクトの様子やルワンダの女の子や学校について紹介していきますね。

まずは、自己紹介から。
私の母は、私を授かったために、学校を中途退学せざるをえませんでした。
父は、私が生まれてすぐに亡くなってしまいました。
母は、私の他に4人の子どもをもうけましたが、全員、父親は違うそうです。
母の父、つまり私のおじいさんが、工事現場などで働いて私たちを養ってくれましたが、彼が亡くなってから、暮らしはいっそう厳しくなりました。
そこで、私は村の老女に引き取られたのです。

養母のおかげで、私は学校に通うことができます。
でも、その代わり、家事をたくさんしなくてはなりません。皿洗い、そうじ、洗濯、料理、畑仕事……。疲れきってしまいますが、それでも絶対に勉強をやめようとは思いません。
ジャーナリストになって、村の女の子たちが抱える問題や彼女たちの声を発信したいからです。
だから、私はいつも学校で一番の成績をおさめています。
ここで、レベッカにも自己紹介してもらいますね。

こんにちは、日本の皆さん、
私はレベッカ。フランソワーズと同じく中学生で、14歳です。
私は母と2人暮らしです。私が母のお腹のなかで6カ月になるまで、母は私を授かったことに気づかなかったそうです。でも、体調が悪くて学校を中途退学してしまったと言います。
父親が誰かは分かりません。私を出産したとき、母は家族からも、社会からも、そしてルワンダの文化からも“恥”とみなされ、居場所を失ったそうです。
母は祖母の古い友人という老婆の家に居候し、他人の畑での農作業や裕福な人たちの洗濯などを請け負って日銭を稼いでいましたが、私たちは、食べ物にも、着るものにも事欠くありさまでした。

私の小学校入学がせまったある日、母は荷物を運んでいて大きな穴に落ちてしまい、お尻と脚を骨折してしまったのです。私たちの暮らしはさらに貧しくなり、生きていく希望を失いました。
そんなとき、母の父、私のおじいさんがヤギを売って現金にし、私を学校に入学させてくれました。
そのおじいさんも最近亡くなってしまいましたが、今ではプランが私を励ましてくれます。
私の願い、それは父親がほしいとか、母の身体を治してほしいとかではありません。
勉強を続けて、医者になることです。

私たちのように、困難な生い立ちに負けずに、勉強をして自分や周りの女の子の生活を少しでもよくしたい、と考える女の子たちがいます。
私とフランソワーズは彼女たちのリーダーとして、女の子が安心して充実した教育が受けられるよう活動しています。
次回は、ルワンダの中学校で女の子が直面する問題についてお届します。ぜひ、読んでください!

ルワンダってどんな国?

ルワンダは中部アフリカに位置する内陸国で、緩やかに起伏した無数の丘陵が国土に広がっていることから「千の丘の国」と呼ばれています。人口の約75%が30歳以下と若く、人口の約90%が農業に従事しています。1994年の大虐殺のあと、着実な復興・開発と平和が続いています。しかしながら、この大虐殺によって3カ月間に数十万人もの命が奪われ、国家の脆弱な経済基盤は破壊され、国内外の投資機会は失われました。いまでも国民の約3分の2が貧困ライン以下の生活を余儀なくされています。さらなる詳細はこちら。

www.plan-international.jp/about/country/cop_rwan.html

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ルワンダを含む途上国51カ国で展開する支援活動は、女の子やその家族、地域住民とともに話し合い、めざす具体的な成果を明確にしながら、中長期的な計画によってプロジェクトを実施しています。生活環境の改善や教育・就学のための学校や施設の設備、衛生的なインフラの整備、緊急保護など。プラン・インターナショナル・ジャパンが行う活動は、皆さまからの温かい支援に支えられています。

「女の子」が立ちあがる日、世界中」から勇気を届ける日

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