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娘の遺志を母が引き継いで カンボジアの7村に井戸が完成 境 初美さん

「自分の死後に残った財産は社会貢献活動に使って欲しい」、「故人の遺志を継ぎ、世界の子どもたちを支援したい」など、「遺贈や相続財産からの寄付」のご相談が増えています。
今号では、ご逝去されたお嬢様の退職金を支援にとご相談くださった、境さんのプロジェクトをご紹介します。

境初美さん(写真右から二番目)。生前のひとみさんとの家族写真

境初美さん(写真右から二番目)。生前のひとみさんとの家族写真

カンボジアの大量虐殺に心を痛めていた娘の遺志

6年前に娘のひとみが亡くなり、退職金をカンボジアの7つの村への「ポンプ付き井戸の設置」と、「図書・工作用教材と衛生トレーニング用備品の支給」に使っていただきました。
ひとみは中学生のころから、世界の貧困問題や難民問題に関心を持っていました。特にポル・ポト政権による大量虐殺には心を痛め、いつかカンボジアの子どもを養女にしたいとも話していました。

写真:落成式で、井戸の前に集まる村人たち。ひとみさんの名前の入った記念プレートも設置されている。

落成式で、井戸の前に集まる村人たち。ひとみさんの名前の入った記念プレートも設置されている。

亡くなったのはひとみが34歳のときです。やりきれない気持ちを引きずっていたとき、生前に彼女が「私はたまたま物の豊かな国に生まれてきたけれど、なにかカンボジアの人のためにできることはないだろうか」と話していたことを思い出しました。そこで夫や息子とも相談し、ひとみの退職金をカンボジアの子どもたちのために役立てられないかと考えたのです。

生活に必須なインフラさえ整備されていない現実

ちょうど友人がプランを通じてアフリカの子どもたちの支援をしていたので、事務局に問い合わせました。
最初は学校建設を希望しましたが金額が折り合わず、プランからは予算内で井戸を設置する案をご提示いただきました。
日本では蛇口をひねればいつでもきれいな水が飲めますが、カンボジアでは住んでいる地域に給水設備がなく、遠くの川へ水を汲みに行くために学校に通えない子どもたちもいます。まずはライフラインからという思いに至り、井戸の設置をお願いすることにしました。

写真:落成式で、井戸の前に集まる村人たち。ひとみさんの名前の入った記念プレートも設置されている。

完成した井戸。ハンドルは子どもでも廻せるように軽く作られている。衛生面のトレーニングも実施された。

ひとみの井戸が希望の水に娘の命がつながりました

一年ほどで7つの村に井戸ができたものの、当初は私の自己満足ではないかといった思いが、少なからずありました。
しかし、村の人たちのお礼の言葉の入った報告書を読んだり、カンボジアの村に井戸を作るテレビ番組を見たとき、きれいな水をカンボジアの方々がどれだけ待ち望んでいたかが伝わってきて、胸をなでおろしました。

落成式への参加も勧められましたが、現地は遠く、体力的なことも考えて断念しました。代わりに渡航費分を「ひとみ文庫」として、現地の子どもたちの教材費などにあててもらいました。日本で絵本の読み聞かせもしていたひとみは、「途上国では教育より生きることが先になってしまう」と悩んでいましたから、現地語の絵本と教材を贈ることができて、娘の想いも叶えられたように思います。

写真:「ひとみ文庫」として、7か所の就学前教育施設に、図書と工作用教材、衛生トレーニング用備品の支給が行われた。

「ひとみ文庫」として、7か所の就学前教育施設に、図書と工作用教材、衛生トレーニング用備品の支給が行われた。

プロジェクトを通じて、ひとみの命が、たくさんの人たちの希望の水になりました。同時に、私たち家族も生きる希望をいただいたと、感謝しています。

お問い合わせ

TEL:03-5481-7100(平日9:00~17:30)
E-mail:hello@plan-international.jp


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