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命をつないでもらった私が子どもたちの未来を支える

オーダーメイド・プロジェクトはまとまったご寄付で地域の課題に取り組み、短期間で大きなインパクトをもたらす支援です。
ベトナムの少数民族が多く暮らす遠隔地の村の分校は、老朽化が進み雨漏りがするうえ十分な広さもなく、近くの保育園の教室を間借りしていました。今回、K様のご支援により、子どもたちが安全に学べる新しい教室が建設されました。

写真:現地の男の子に絵をプレゼントされて
現地の男の子に絵をプレゼントされて

命を救われた恩を社会に返したい

私は、3歳のときに命を落としていたかもしれない身です。戦後の名残が色濃く残るなか、アメリカ海軍基地のある長崎県佐世保市で生まれ育ちました。当時の日本は貧しく、母はアメリカ海軍の士官の家でメイドをしていました。そんな折、私は重い感染性肺炎にかかってしまったのです。母を雇っていたアメリカ海軍士官は、当時の日本では手に入れることが難しかった抗生剤を、アメリカ海軍病院から無償で手配してくれました。その薬のおかげで、私は一命をとりとめ、今日まで命をつなぐことができました。
あのときのご恩を、いつか必ずお返ししたい──そう願い続けてきましたが、なにぶん60年以上も前のことで、その海軍士官やご家族の消息はわかりません。それならば、社会に恩を返していこうと考え、これまでプラン・インターナショナルをはじめ、さまざまな教育機関および医療団体などへ支援協力をしてきました。数ある支援先のなかからプランを選んだのは、世界中で活動を展開し、長い歴史と実績をもつ信頼できる団体だと確信したからです。

格差の現実と初等教育の大切さを実感

写真:支援した学校の開校式に参加したKさん
支援した学校の開校式に参加したKさん

以前支援したプロジェクトでのグアテマラ訪問に続き、今年5月にはベトナムを訪れました。寄付により完成した学校は、想像していた以上に立派で、実際に目にしたときは本当に嬉しく思いました。グアテマラを訪問した際にも感じたことですが、都市部と地方の格差が印象に残りました。教育環境はもちろんのこと、清潔な水や電力、通信といったインフラ面でも、地域によって大きな差があります。加えて、教育の入り口である初等教育の充実が、いかに重要かを改めて実感しました。
今の時代、メディアやインターネットを通じてさまざまな情報を得ることができます。
しかし、自ら現地に足を運び、フィルターのかかっていない現実に触れることは、支援の意義を深く理解するためにも、有意義な体験だと思います。

訪れるたびに何より嬉しく思うのは、純粋に子どもたちと交流できること。今回の訪問でも、村の様子を見て回っている最中に、10歳にも満たないくらいの男の子がやって来て、集落の風景を色鮮やかに描いた絵をプレゼントしてくれました。言葉は通じなくても、子どもたちは笑顔で駆け寄ってきてくれます。毎回、たくさんのものをもらっているのは、むしろ私の方だと感じています。

お問い合わせ

TEL:03-5481-6100(平日9:00~17:30)
FAX:03-5481-6200
E-mail:hello@plan-international.jp
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