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(2014年10月15日更新)

2014年10月10日と11日の2日間にわたり第3回国際ガールズ・デー記念イベント「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」を東京・表参道で開催しました。今年は、ネパールから、プランの子どもクラブでリーダーを務める男女ユースを招聘し、途上国で女の子が直面する教育機会の制限や早すぎる結婚などの現実、その困難な状況を変えるための取り組みを紹介しました。

10月10日の「I AM A GIRL」上映会では、教育の重要性を唱えてきたパキスタンのマララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞したという嬉しいニュースが飛び込み、マララさんの受賞を来場者皆さんと一緒にお祝いする、特別な国際ガールズ・デー記念イベントになりました。

写真:キャプション

幅広い年齢層から、2日間で延べ1000人の方々が参加

ネパールからユースが来日 メインフォーラム「13歳で結婚するってどういうこと?」

メインイベントとなるフォーラムでは、ネパールで、プランの「早すぎる結婚対策プロジェクト」に携わる子どもクラブのユースを代表し、16歳のイスミタさんと、14歳のナビンさんが登壇。イスミタさんは、早すぎる結婚を強いられる女の子たちが周囲にも大勢いる中で、子どもクラブを通して早すぎる結婚の弊害に気づいた体験を紹介。早すぎる結婚を拒否する決意を宣言し、早すぎる結婚の慣習を地域からなくす活動の重要性を訴えました。ナビンさんは、ストリートチルドレンだった自身の過去を含め、働いている子どもたちが晒される危険について力強く語りました。女の子の場合は、身体的にも精神的にも暴力を受ける可能性が高いことに触れ、自分たちの活動によって早すぎる結婚を止めた事例を交えて、地域の子どもたちを守りたいという思いを訴えました。

トークセッションでは、ユースの二人に加え、早すぎる結婚について世界の現状に詳しい、国連人口基金東京事務所長の佐崎淳子さん、昨年ネパールでプランの活動地域を訪問したプラン・ジャパンの理事で、ジェンダー専門家の大崎麻子さん、同じく理事で児童労働に詳しい長坂寿久先生が登壇し、ネパールだけでなく、世界で起こっている問題としての早すぎる結婚やその原因などについて意見を述べました。

写真:子どもクラブ会長を務めるイスミタさん

子どもクラブ会長を務めるイスミタさん

写真:写真:子どもクラブ副会長を務めるナビンさん
子どもクラブ副会長を務めるナビンさん

子どもクラブ副会長を務めるナビンさん

写真:トークセッションの様子

トークセッションの様子

写真:話を聞き入る来場者たち

話を聞き入る来場者たち

大崎さん、佐崎さん、長坂さん

大崎さん、佐崎さん、長坂さん

写真:クイズに答える来場者

クイズに答える来場者

日本のユースも活躍

メインフォーラムの司会進行役は、プランが主催するアクター養成講座「プラン・アカデミー」の2期生で、高校生の高橋さんがつとめました。中・高生を対象に行なわれた、プラン主催「夏休み読書感想文コンクール~読んで世界に近づこう!」の受賞者発表では、熊本や名古屋などから6名が出席。審査員長の角田光代さんによる講評紹介の後、受賞者を代表して、中学生の部の最優秀賞に選ばれた若松ゆいさんが作品を発表しました。

プレイベント「Workshop for youths by youths ~13歳で結婚って幸せ?~」の企画運営を担当したのは、プラン・ジャパンの学生グループ「G-SChooL」(ジースクール)。参加者は、早すぎる結婚をさせられる女の子の環境や彼女や周囲の人々の気持ちを、ロールプレイやすごろくを通して疑似体験しました。

写真:メインフォーラムで司会を務めた高橋さん

メインフォーラムで司会を務めた高橋さん

読書感想文コンクールの受賞者発表

読書感想文コンクールの受賞者発表

写真:ワークショップの様子

ワークショップの様子

途上国の女の子の現状とパワーや可能性を描いた映画を上映

プレイベントではその他に、世界各国の女の子が直面する困難や悩み、そして女の子のパワーと可能性を表現した映画「I AM A GIRL」、「Girl Rising ~私が決める、私の未来~」の2本も上映しました。映画を観た参加者からは、「同じ時代に生きていても、国が違うだけで、環境や悩みがここまで違う。けれども、幸せを願う気持ちは、みんな同じ。」などの感想が寄せられました。

写真:Girl Risingに登場する女の子の「その後」を紹介

Girl Risingに登場する女の子の「その後」を紹介

プランを通して女の子を応援している企業の商品展示も

プランを通して女の子を応援している企業の商品展示も

写真:マララさんの授賞に合わせ、多くの報道陣が訪れました

マララさんの授賞に合わせ、多くの報道陣が訪れました

写真:イスミタさん、ナビンさん、司会の高橋さんと交流会を開催

イスミタさん、ナビンさん、司会の高橋さんと交流会を開催

会場の写真を撮ってSNSで伝えてもらいましたも

会場の写真を撮ってSNSで伝えてもらいました

写真:集まってくれたボランティアスタッフは30人!

集まってくれたボランティアスタッフは30人!

参加者の声

  • 自分と同じ年頃のネパールの二人の生の声を聞き、彼らの行動力と発信力の強さに、考えさせられた。
  • ネパールの二人の堂々とした発表ぶりを目の当たりにしただけでも、活動の成果を十分に見せられた。
  • ネパールの二人が力強くスピーチする姿を見て、堂々意見を言うには自信が大事と実感。
  • 子どもクラブの活動が大人の意識改革に及んでいることに驚いた。今後、地域や国に大きな変化をもたらすだろうと、とても期待。
  • 宗教や文化が違うからと言って知らないフリなんて出来ないと思った。
  • 「I AM A GIRL」は「Girl Rising」とはまた別の深い問題や状況を知ることができ、一層理解を深め、自分が取り組むべきことを考えるきっかけとなった。

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