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(2026年05月14日更新)

プラン・インターナショナルは、2026年4月22日、国連が制定した「国際ICTガールズ・デー」を前に、オンラインイベント「AIはあなたの未来をどう変える?ジェンダーバイアスを見抜き、未来を拓く力」を開催しました。当日は、学生や社会人など100名以上の方々にご参加いただきました。

テクノロジー分野のジェンダーギャップ解消に取り組む特定非営利活動法人Waffleディレクターの森田久美子さんをゲストに迎え、プラン・ユースグループの学生メンバーとともに、生成AIとジェンダーをテーマにした対話型のセッションを行いました。

オンラインイベント「AIはあなたの未来をどう変える?ジェンダーバイアスを見抜き、未来を拓く力~国際ICTガールズ・デー2026~」 (4/22)/ プラン・インターナショナル(1時間22分35秒)

アーカイブ動画は6月14日までご視聴いただけます。ぜひご覧ください。

AIに潜むジェンダーバイアスを体感する

写真:特定非営利活動法人Waffleの森田久美子さんとプラン・ユースグループの学生メンバー

イベントの冒頭では、参加者自身がAIに内在するジェンダーギャップを体感するワークを実施。AIの回答に見られた男女差を手がかりに、AIとジェンダーの関係について考える時間を設けました。さらに、学生の視点を交えながら、「影響を受けていることに気づかずに使っている可能性」や「そのうえでAIの提案する内容にどう向き合うか」といった点について、対話が行われました。

AIの持つジェンダーバイアスの影響を受けないために、私たちができること

続いて森田さんから、AIにジェンダーバイアスが入り込む背景や、ハルシネーション(事実に基づかない情報を生成する現象)など、AIを使ううえで注意すべき点について解説いただきました。また、AIの発展によって代替されやすい仕事や、その影響を女性の方が受けやすいというリスクについても触れ、「作る側に女性やマイノリティが入る重要性」「仕組みを知ったうえで触って、いろいろ試してみることが大事」というメッセージが伝えられました。

写真:イベントのスライド資料の一部

イベントの終盤には、登壇者全員から「AI×ジェンダー」や「ICTガールズ・デー」にちなんだコメントが述べられ、私たちがこれからAIとどのように向き合い、自分の未来を切り拓いていくのかを考える機会となりました。
Q&Aセッションでは、「できるだけバイアスを減らすためのプロンプト入力時の留意事項 」や「ICTの利用やジェンダーバイアスに関して子どもにどのような助言をすべきか」 など、参加者から森田さんに多くの質問が寄せられ、ジェンダーやテクノロジーをめぐる課題への関心の高さがうかがえました。

参加者の声

AIの出力結果に「それは偏っていないか?」と問いかけるという手段は面白いと思いました。

普段からAIを良く活用しています。信用しすぎるのはよくないと分かっていても、便利だから、ついつい何でも頼んでしまいます(頼むという言葉を使う時点で、AIを擬人化している)。しかし、今日のイベントで、批評的な視点からAIに問い直すべきであること、リアルな人間関係や社会の価値を大事にすべきだということがよくわかりました。大変有意義な時間でした。

AIにもジェンダーバイアスがあることは新たな発見で、今後はそれを意識して使う必要があると感じました。大切なのは、自分の目的や目標を実現するために何をするかを、AIの有無に関わらず自分で決めることだと思います。ジェンダーバイアスは男性やノンバイナリーの方にとっても同じ環境下にあることも忘れてはならないと感じました。学生の皆さんの真剣な姿勢、森田さんのデータに基づく解説も大変参考になりました。

ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

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