(2026年07月06日更新)
プラン・スポンサーシップは、地域の未来を担う子どもたちの能力と可能性を育む支援です。チャイルドとして活動に参加していた子どもたちが成長し、各地で活躍しています。
今回は、プラン・ベトナムで活躍するレ職員がチャイルドだった頃の思い出、そして現在について語ってくれました。
チャイルドの頃の思い出
チャイルドだった頃の写真
私がプランのチャイルドになったのは2歳の時です。2人のスポンサーと交流したのですが、一人はスウェーデンのスポンサーで、冬の絵葉書を送ってくれたことがとても心に残っています。私は雪を見たことがなかったので、家や木々が雪で覆われた景色がとても美しく、感動しました。ほかにもたくさん写真を送ってくれましたが、肌や髪の色が違う人がたくさんいて驚いたことを覚えています。「いろいろなことをもっと知りたい」と思い、学ぶことが楽しくなりました。
プランの活動では、地域の子どもたちが集まってみんなで絵を描いたり、スポンサーに送る手紙を書いたりしたことを覚えています。ワイワイとした雰囲気が温かく楽しくて、今でもあの時の気持ちを思い出します。手紙はもらうのも書くのも楽しみでした。SNSやメールが普及した今でも、月に1~2通は手書きで家族や友人に手紙を書きます。小さい頃からの楽しかった習慣が続いているなと感じます。
今度は自分が支える立場に
家畜を活用した生計向上プロジェクトをリードするレ職員(左)
手紙を通じた交流は新しい世界への扉を開くきっかけにもなりました。外国語や海外に興味をもち、大学では英語を習得しました。また、子どもと関わる仕事にも興味がありました。全国を旅し、ボランティアとしてさまざまな形で子どもたちを支援するなかで、「人のために光を創り出す仕事は、自分の道も照らしてくれる」ということに気づきました。
大学から地元のクアンチーに戻ったとき、たまたまSNSでプランの職員を募集していることを知り、応募しました。しかもその業務内容はプラン・スポンサーシップに関わる仕事だったので、縁を感じました。
これからも〝光を創り出す〟ために

プラン・ベトナムで働くレ職員
そして2022年9月から、プラン・ベトナムでリレーションシップ・ファシリテーターとして働いています。主な仕事はスポンサーとチャイルドの交流をサポートすることです。プラン・スポンサーシップに関する書類や、お手紙の管理のほか、来年度の「チャイルドの1年の歩み」の制作準備を進めています。
プランに入局して、同僚たちが山間部の子どもたちの未来を変えるために、力を注いでいることをみてきました。活動地域では、生計を支えるために子どもたちが勉強をやめてしまうことが多く、いまだに識字率が低いことが問題です。
しかし、教育の重要性を理解し、納得してもらうのは本当に難しいです。プランが学校で子どもたちに職業指導をしたり、保護者むけに教育の重要性を訴えたりして、やっと前向きな変化が見られるようになりました。子どもたちは少しずつ、自分が将来何をしたいのか、自分にとって何が大切なのかを考えられるようになっています。プランが実践する一つひとつのプロジェクトが、ポジティブな変化をもたらしていると感じています。
一方で、驚いたこともあります。子どもたちは、読み書きを習得中だったり、携帯やタブレットに憧れるなどの理由から、手紙を書くことに難しさを感じている場合もあることです。私がお手紙の交流で世界のドアを開いたように、今後、子どもたちがより積極的にスポンサーと交流できるよう、改善や工夫を重ねていきたいと思っています。







