(2026年08月31日更新)
西アフリカのギニアに暮らす11歳のローズさんは、看護師になる夢を抱いています。学校で学びながら、自分の将来について真剣に考えるローズさん。その夢には、彼女が暮らす地域の現状が深く関わっています。
ギニアで看護師を目指す理由
教室で学ぶローズさん
「保健センターや資格を持つ医療スタッフが不足していることに気づいたので、看護師になりたいです」
そう話すローズさんは、地域で起きていることを自分の未来と結びつけて考えています。友だちと遊び、学校生活を楽しみながらも、夢の実現に向けて日々学んでいます。
ギニアでは、乳幼児や妊産婦が必要な保健医療サービスを十分に受けられない地域があり、保健医療体制の強化が課題です。また、女の子の健康や権利を脅かすFGM(女性性器切除)も深刻な問題の一つとなっています。ローズさんが目指す看護師は、こうした地域の課題を支える大切な存在です。
ローズさんが暮らすギニアでは、どのような課題があるのでしょうか。
プラン・スポンサーシップが支える学び
先生の問いかけに「はい!」と手を上げる子どもたち
ローズさんは、プラン・インターナショナルのスポンサーシップ・プログラムを通じて、学用品や教材の支援を受けながら学校に通っています。プラン・スポンサーシップでは、支援者(スポンサー)はチャイルドとの手紙のやり取りを通じて成長を見守りながら、子どもたちが暮らす地域全体の発展を支えています。
また、さまざまな活動への参加を通じて、自分の考えを伝える力も育んできました。
「映像制作プロジェクトのおかげで、人前やカメラの前で話すことが怖くなくなりました」とローズさんは話します。
今では、自分の夢だけでなく、子どもの教育や権利、子どもたちの声が聞かれることの大切さについても積極的に話せるようになりました。周囲の人たちも、彼女の成長と自信の高まりを感じています。
手紙がつなぐスポンサーとの交流
ローズさんは、スポンサーと年に数回の手紙のやり取りを続けています。
「スポンサーはよく私の家族や勉強について尋ねてくれて、一生懸命頑張るよう励ましてくれます」
遠く離れた場所から自分を応援してくれる存在は、ローズさんにとって大きな励みになっています。
アニメで知るプラン・スポンサーシップ
家族や先生も認める努力
家庭では、両親がローズさんの成長を温かく見守っています。学業での成果だけでなく、責任感や目的意識を持って行動する姿も誇りに思っています。学校では、先生たちから努力の大切さを示す存在として評価されているローズさん。授業によく参加し、課題にも丁寧に取り組む姿は、同級生や年下の子どもたちの手本となっています。
「私はほかの子どもたちに、勉強に真剣に取り組み、親を尊敬するよう伝えています」
とローズさんは話します。
夢に向かって学び続ける
給食を食べるギニアの子どもたち
看護師になるまでの道のりは簡単ではありません。しかし、学びや経験を重ねながら、ローズさんは夢に向かって一歩ずつ前進しています。
地域の課題に目を向け、自分にできることを考える―。学校での学びやさまざまな経験を通じて育まれた自信は、これからの可能性をさらに広げていくことでしょう。彼女の歩みは、一人の子どもが学ぶ機会を得ることで、未来への選択肢を広げられることを教えてくれます。









