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女の子を苦しめる早すぎる結婚~マラウィ~

Because I am a Girl

(2017/02/08更新)

アフリカ大陸南東部に位置するマラウィでは、厳しい貧困の影響もあり、早すぎる結婚が後を絶ちません。結婚後は、暴力を受けたり、家事労働の義務を一方的に負わされたりすることが多く、逃げ場のない女の子たちに対して、プラン・インターナショナルは、女の子たちが権利にもとづいて、望まない結婚生活から逃れられるよう活動を行っています。

家族が貧しさから逃れるために用意された結婚

貧しい村で暮らすヒルダは14歳の時、祖母が決めた相手と結婚しなければなりませんでした。両親は全員の子どもの面倒を見ることができず、4人の兄弟と祖母のもとで暮らしていました。その暮らしは貧しく、時には食べ物を買うお金さえなかったため、ヒルダは学校に数年間通ったものの、制服や教科書など必要なものを用意できず、結局は学校を辞めなくてはいけませんでした。

ヒルダの暮らす地域では、「性的浄化」とよばれる伝統が今も根強く残っています。女の子たちは思春期に達して初潮を迎えた後、ハイエナと呼ばれる男性と性交渉を強いられます。男性に望まれれば、女の子たちはこれを拒否することはできません。さらに、1週間の入門コースに入れられ、料理、家事、性に関することなど、将来の夫を満足させるために必要なことを学びます。貧しい村の女の子のほとんどが、避けて通れない道でした。

ヒルダが、入門コースに入って間もなく、19歳の男性が村にやって来ました。わずか4回会っただけで、ヒルダは、結婚がどういうものなのかも分からないままに、この男性と結婚させられることになりました。祖母は、新郎が自分たちの貧しい家計を助けるだろうと思っていたからです。

写真:ヒルダが戻った祖母の家

ヒルダが戻った祖母の家

写真:ヒルダと赤ちゃん

ヒルダと赤ちゃん

若者たちの力で大きく変わったヒルダの人生

結婚後は、男性がヒルダに暴力を振うようになり、時には食事もできなかったといいます。「当時の私は、結婚とはこういうものなのだと思っていました。私は若く、弱気で、どうしてよいか分かりませんでした」とヒルダ。性生活には特に恐怖を感じながらも、すべてを受け入れなければなりませんでした。妊娠しても、夫は彼女に厳しく、家事を手伝うことはありませんでした。

ある時、村の若者がヒルダの苦しい状況について知り、プラン・インターナショナルのスタッフと、地域の早すぎる結婚をなくす活動を行っている若者グループのメンバーに連絡を取りました。彼らは、村の女性リーダーにヒルダのことを伝え、結婚生活から抜け出すよう奔走しました。

ヒルダは、若者グループでの学びにも参加して自分の尊厳と権利について知り、結婚にとどまる必要がないことを理解し、村の女性リーダーらの協力によりヒルダは自由を取り戻すことができました。一人ひとりの権利について目覚めたヒルダの人生は大きく変りました。16歳になった彼女は、若者たちのグループの一員となって活躍しています。「この2カ月間、私は3人の女の子を早すぎる結婚から救う手伝いをしました。グループの一員となれて、絶望のふちにいる他の女の子を助けることができることは、私にとってこの上ない喜びです」。

写真:早すぎる結婚をなくそうと取り組む若者たち

早すぎる結婚をなくそうと取り組む若者たち

写真:ヒルダもユース・グループの一員として活躍

ヒルダもユース・グループの一員として活躍

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