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女の子が社会で活躍する未来に向けて~ジンバブエ~

女の子だから

更新)

プラン・インターナショナルはジンバブエにおいて、女の子のエンパワーメントプログラムを実施しています。女の子たちが教育を通じて自信をつけ、早すぎる結婚を阻止し、貧困のサイクルを打ち破るための取り組みです。プログラムに参加した女の子たちはジェンダー平等について地域へ意見を表明するようになり、将来の女の子たちの目標になることを目指して努力を続けています。

18歳のマスラインさんは、ジンバブエの首都、ハラレ近郊に暮らす高校生です。幼い頃に両親が離婚し、祖母に育てられました。プランが現地で実施した調査によると、ジンバブエでは、女の子の72%は学校に通う機会があると答えていますが、卒業まで通えると感じているのはわずか33%にとどまり、その原因には、教育費の高さがあると考えられています。マスラインさんも学校に通い続けることが難しくなった時期がありましたが、105ドルかかる教育費のうち、プランがその75%を、残りを彼女の祖母が支払う支援を受けたことで、高校にも通うことができました。

写真:将来は女の子たちの目標になりたいと語るマスラインさん

将来は女の子たちの目標になりたいと語るマスラインさん

質の高い教育が女の子の将来を約束する

プランの現地調査によると、ジンバブエでは、18歳の誕生日を迎える前に結婚する女の子は全体の3分の1にものぼり、その多くは貧しい地域や農村部で暮らす女の子です。プランのジンバブエ国統括事務所長レナート・レイニウス氏は、学校を中途退学した女の子たちは行政の手が届かなくってしまうことからも、教育を続けられる環境の大切さを語ります。

「経済成長が伸び悩み、多くの地域では子どもを学校に行かせるのが困難になっています。女の子は10代で妊娠したり、年上の男性と結婚させられたりして、男の子よりも高い確率で退学します。男女ともに学校で教育を受けることは、人が持つ権利であり、国にとっても長期的な投資となります。しかし、学校を退学した女の子らは、政府が管理する記録から外れてしまうため、女の子たちへのサポートが手薄になります。加えて、貧困、過疎、働く機会の欠如なども要因となって、このような女の子たちの存在はますます気づかれにくくなり、貧困のサイクルを打ち破るのが非常に困難になっていきます」

マスラインさんは、プランが運営する女の子のためのエンパワーメントクラブに参加することを通じて、男女の平等について意識をするようになり、学校で一番の優等生になりました。女の子の権利を主張する大使として活動する50人の女の子のなかにも選ばれました。

「早すぎる結婚は、将来の成功を奪います。まずは両親の考えを変えることから始めましょう。早すぎる結婚を改めれば、町の将来が絶対によくなります」とマスラインさんたちは地域の人々や行政に呼びかけています。

将来の抱負について、マスラインさんは、明確な目標を持っています。「将来は、教育者になって、中学校の生徒を教えたいです。女の子は目標となる存在を必要としているので、社会で活躍して、彼らの目標となるような女性になりたいです。」

写真:女の子の視点から情報を発信

女の子の視点から情報を発信

写真:ジェンダー平等がマスラインさんの力に

ジェンダー平等がマスラインさんの力に

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