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ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさん初来日によせて

Because I am a Girl

お知らせ

(2019/03/19更新)

2019年3月に、ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんが、東京で行われる第5回国際女性会議WAW!(World Assembly for Women)/W20に参加するために初来日します。プラン・インターナショナルは同じく女の子の権利と教育を応援する団体として、2012年からマララさんの活動に支援を表明してきました。マララさんの来日を心から歓迎するとともに、この機会に本財団の理事長・池上清子のコメントと、女の子の教育の状況についてご紹介します。

写真:プランのキャンペーンに参加してくれたマララさん

プランのキャンペーンに参加してくれたマララさん

2012年10月、女子教育を推進したという理由でわずか15歳のマララ・ユスフザイさんが、武装勢力に襲撃された事件は、世界に衝撃を与えました。プランはこの事件が女子教育への脅威とならないように、より一層、女子教育の大切さを世界に訴えてきました。また、マララさんの勇気ある行動を全面的に支持してきました。日本国内においても、マララさんの強い信念と勇気ある行動を知っていただくため、事件発生直後から、マララさんの行動への賛同を表明してきました。マララさんは多くの女の子たちに勇気を与えたロールモデルです。女子教育をはじめ、さまざまな形で女の子を応援することで、世界中にいるマララさんのような勇気ある女の子の力を開花させることができます。

マララさんの来日を心から歓迎し、日本の多く皆さんとともに、マララさんが発する言葉に真摯に耳を傾け、女の子への支援について考えたいと思います。

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン理事長
池上清子

女の子の教育は今

世界では、いまだに2億人の子どもたちが教育を受けられず、そのうち65%を占める1億3000万人が女の子です※1。2000年から国際社会が取り組んだミレニアム開発目標(SDGsの前身にあたる)では、初等教育の完全普及の達成を掲げ、初等教育への就学率が91%※2まで上がりましたが、初等教育の修了を達成することはできませんでした。前期中等教育については、修了している女の子は、3人に1人※3しかいない状況です。また、世界の非識字成人人口の3人に2人は女性※4です。そして、その多くは途上国に暮らしています。

写真:非識字成人人口の割合

世界の非識字人口の約2/3は女性

現代社会で生活とは切り離せない、デジタルの使用における男女格差も生じています。世界的に、2017年には女性より男性のほうが12%多くインターネットを使用しました。インドでは、女性はインターネットユーザーの3分の1以下です※4。これは、女性たちが、適切なときに適切な情報を得ることができない状況にあることを示しています。

  • ※1 Missed Opportunities : The High Cost of Not Educating Girls, World Bank, 2018
  • ※2 データ出典:国連ミレニアム開発目標報告書2015(注:2015年及び2014~16年のデータは推定値)
  • ※3 Missed Opportunities : The High Cost of Not Educating Girls, World Bank, 2018
  • ※4 THE STATE OF THE WORLD’S CHILDREN 2017

女の子の教育がすすまない背景

途上国では、女の子は家事労働の担い手、男の子は収入を得る働き手、という刷り込みが強くあります。結婚して家を出る女の子に教育は不要、教育を受けさせたとしても働き手となる男の子ほどの見返りがない、と周囲が思い込んでいます。この結果、10代で望まない結婚をさせられる女の子たちが多くいます。また、せっかく学校に通えたとしても、学校まで遠くて通学路が危険、学校で暴力に遭う、男女のトイレが分かれておらずプライバシーが守られないという理由で中途退学を余儀なくされる女の子も大勢います。

写真:家事をする女の子

家事をする女の子

女の子への教育が生む、よりよい波及効果

女の子への教育のよい波及効果はさまざまな調査で証明されています。女の子が教育を受けることは、結果的に世帯の収入を向上させて貧困の再生産を防ぐことに役立ち、幼い子どもたちの命を守ることにつながるのです。

収入が増加

女の子が中等教育を受けると、女性の収入10~20%UP※5

子どもの死亡率が減少

女の子が1年多く初等教育を受けると子どもの死亡率49%DOWN※6

  • ※5 Comparable Estimates of Returns to Schooling Around the World (World Bank Group, 2014, p.7)
  • ※6 Education for All Global Monitoring Report 2013/4 (Education for All Global Monitoring Report, 2014, p.20)

女の子の役割を見直す

社会の思い込みや伝統的な性別役割を見直し、地域、学校、家族など女の子の周囲の人々が女の子の教育の重要性に気づき、後押しすることが重要です。プランは地域や学校を拠点に、女の子にも教育を受けさせるための意識啓発や、男女別トイレの建設、女性教師の育成、ジェンダーに基づいた暴力をなくすための活動などを行っています。

写真:教育の重要性を認識し、子どもたちを学校に通わせている女性

教育の重要性を認識し、子どもたちを学校に通わせている女性

日本の女の子の教育は

日本の教育も、途上国と似た問題を抱えています。識字率の男女比、初等・中等教育の就学率は男女同じですが、高等教育(大学以上)になると男女格差が開いたままです。また専攻分野でも偏りがみられます。STEM教育と呼ばれる科学・技術・工学・数学の分野に、女の子の数が依然少ないことも課題です。技術革新には女性も含めた多様な視点が欠かせません。

写真:女の子の教育

STEM教育に限らず、あらゆる分野において女の子や女性が男性と同じように参加し意見を発し、方針や政策に反映させていくことで、社会に新たな変化を起こすことができます。リーダーシップをとり、組織や国を負って立つ女の子や女性を増やすことは重要なことなのです。

2018年12月に世界経済フォーラムが発表した『ジェンダーギャップ指数』で、日本の政治、経済分野の順位はG7のみならずG20のなかでも最下位でした。教育によるエンパワーメントはある程度すすんでいる日本ですが、女性の政治や経済への参加が遅れていることが原因です。教育だけでなく社会への参画は、リーダーシップへとつながる重要な活動です。

プランは、性別によって差別されることがなく、誰でも平等に教育を受け、男の子や男性と同じく社会参加できる世界を実現するために、これからもさまざまな活動を展開していきます。

写真:性別によって差別されることがなく、誰でも平等に教育を受け、男の子や男性と同じく社会参加できる世界を実現

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