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支援者インタビュー「母親のような気持ちで見守っています」木内あゆみさん
お知らせ
女の子だから
(更新)
プラン・スポンサーシップをスタートしたばかりのスポンサーの方へのインタビュー。短期間で頻繁に交流を続けられている木内さんに、書き方のコツもうかがいました
手紙を通じて成長の過程を母親のような気持ちで見守っています
スポンサー:木内あゆみさん
チャイルド※:ヤンさん(9歳)/カンボジア
プラン・ランニング部のメンバーとして、走って広める活動もしてくださっています。
- ※「プラン・スポンサーシップ」でプランとともに活動し、村を代表してその成果を私たちに伝えてくれる子どもたち。
手紙を通してチャイルドの成長を感じます
2019年3月から、カンボジアの9歳の男の子、ヤンさんと交流をしています。
初めてもらった手紙には、果物が描かれていました。「オレンジ」と英語で書かれているほかに文章はありませんでした。そこで、こちらから返事を書く際、その日あったできごとや気候、日本の行事のことなどを書いて、最後に疑問形の文章でまとめるようにしました。たとえば、「今、日本は冬で、家の中にいても寒いです。カンボジアはどう?」とか、「夕食にこんなものを食べました。ヤンさんはどんなものを食べているかな?」といった具合です。
チャイルドのヤンさん
英語・短文が手紙のコツ
勉強を兼ねて、私からの手紙は英語で書きます。とはいえ、書くハードルは下げて、短文で全体が6〜10行くらいにまとめます。これをプラン・インターナショナルでカンボジア語に翻訳したものが、ヤンさんに届きます。
この方法がよかったのか、2回目以降の手紙は、ヤンさんの言葉を大人が代筆した文章になり、私からの質問への答えや、好きなことなどを教えてくれるようになりました。紙とペンで手紙を書くのは数年ぶりだったので、新鮮なやりとりです。
ヤンさんからの手紙
コロナ禍、チャイルドが心配です
一方で、新型コロナウイルスの感染拡大により、お手紙も滞り、とても心配になりました。マスクはしてるかな、手洗いは大丈夫かな、と母親のような気持ちです。でも、プランのウェブサイトで各国の情報を読んだり、オンラインサロンに参加して現地でも活動が完全に止まっているわけではないと知り、安心しました。
継続支援できるかと躊躇していました
学生時代から、さまざまな国を旅行してきました。フィリピンでは、ビーチでお金になるゴミを集めていた子どもたちから「ここでは子どもが働いて、大人は家でのんびりする」と聞きました。タイでは、小さな子どもが、見物料やチップを目当てにムエタイ(タイの格闘技)の試合に出ていました。
子どもたちが家計を助けるために働かなければならない現状を目の当たりにするたび、いつか支援をしようと決めてはいたものの、「始めるなら継続して支援しなければ意味がない。その責任を負えるだろうか」と躊躇してしまっていました。
支援でカンボジアが身近に
思い切って支援をはじめてから、ヤンさんからの手紙が楽しみです。届くとうれしくて、SNSで「カンボジアから素敵な手紙が届きました」「こんな手紙が書けるようになりました」などと紹介しています。これまで旅の選択肢になかったカンボジアが今は身近になり、歴史を調べたりニュースをチェックしたりしています。
最初に届いたオレンジの絵を手に
- ※2020年9月発行のプラン・ニュースの記事を再編集し掲載しました。
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