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プラン・スポンサーシップの力~ジンバブエの元チャイルド~

世界の各地から

(2019/05/31更新)

プラン・スポンサーシップは、途上国の子どもたちの環境を改善し、未来を開く支援です。チャイルドと呼ばれる子どもたちは、地域で行われる活動に参加しながら支援者と手紙で交流し、地域の状況を伝える役割をもっています。

今年35歳になるジンバブエのエドウィンさんは、かつてプラン・スポンサーシップのチャイルドとしてプラン・インターナショナルの活動に参加し、1995~2003年の間、日本のスポンサーであるヨウコさんと交流していました。

今、エドウィンさんは元チャイルドたちから成る団体でプログラム管理とファンドレイジングを担当し、ジンバブエのプランとともに支援する側にまわっています。電気の通っていないコミュニティの家々にソーラーランタンを届ける社会起業プロジェクトや、チャイルドを含めた若者たちへ教育の重要性についての啓発やキャリア形成のサポート、国際ガールズ・デーにむけた啓発活動も行っています。

写真:団体の事務所で仕事をするエドウィンさん

団体の事務所で仕事をするエドウィンさん

エドウィンさんとプランのかかわりを交えて、これまでの半生について聞きました。

苦しかった子ども時代

祖母が育ててくれましたが、きょうだいが8人いて、子どものころの生活は大変に貧しいものでした。家計は非常に厳しく、食事は昼に1回サザ(ジンバブエの主食。トウモロコシの粉をお湯で練ったもの)を食べるだけのときもありました。靴がないので学校へは裸足で通い、授業料を払うことができずにいると、学校から自宅待機を命じられ追い出されてしまいました。そのたびに、祖母に授業料を払ってくれるように頼み、飼っている山羊を売るなどしてなんとか授業料を工面してもらいました。これが毎学期続き、学校に通えない間は授業が受けられず、勉強についていくことができませんでした。

写真:干ばつに見舞われ食料危機となった南部地域の風景

干ばつに見舞われ食料危機となった南部地域の風景

プランとの出会い~スポンサーチャイルドになって~

小学校3年生のときプランのチャイルドになりました。その後プランの支援で学校に通えるようになり、一生懸命勉強したので成績はぐんぐん上がりました。プランからは、授業料のほか制服、本、鉛筆、靴、靴下、食べ物、毛布などを提供してもらいました。5年生になるころには、大好きな陸上競技やサッカーのクラブ活動にも参加できるようになり、友だちとの交友関係が広がったのはとても大きな変化でした。
中等教育を受けるために、片道10km、3時間かけて通学もしました。簡単なことではありませんでしたが、優良な成績で卒業することができました。

写真:学校を終え家へ帰る姉弟

学校を終え家へ帰る姉弟

コミュニティにも変化が

暮らしていたコミュニティにも変化が現れました。これまでは学校の教室がとても少なく、午前・午後の2部制で授業を行っていました。プランが新しい教室を建ててくれて、新しい校舎で勉強することができるようになり、とてもうれしかったです。コミュニティの人や政府関係者などが集まり、開校を祝う大きなパーティーが開かれたことを今でも覚えています。また、トイレや井戸も設置され、衛生面でも生活環境が改善されました。

スポンサーとの思い出

私のスポンサーだったヨウコさんとは、年に2回ほど手紙のやり取りをしました。手紙が届くと、コミュニティの集会で名前を呼ばれ手紙を受け取ります。手紙が届いているかな、とドキドキしていました。手紙のやり取りを通して、ジンバブエや日本のことを共有するのが何とも言えない喜びでした。また手紙を読んだり書いたりするなかで、読み書きをもっとできるようになろう、勉強も一層頑張ろう、と思えるようになりました。

写真:スポンサーからの手紙

スポンサーからの手紙

心に残る手紙と贈り物

思い出に残っている手紙や贈り物は3つあります。
ひとつめは、スポンサーのヨウコさんのご主人と子どもの写真とともに、子どもが書いてくれたメッセージです。そこには「We love you Edwin. We wish to see you some of the day.」と書かれてあり、とても温かい気持ちになりました。

ふたつめは、誕生日カードです。開けると音楽が鳴るカードで、私もコミュニティの皆もびっくり仰天でした。その後、友人がたくさん私の家に集まっては、そのカードを開いたり閉じたりして遊びました。私はこのカードのおかげでちょっとしたヒーローになれました。

みっつめは、サッカーボールです。私はサッカーが大好きだったのでとてもうれしかったです。7キロも離れたところに住む友だちが、わざわざ私のところへサッカーをしに来るようになりました。

  • ※当時はギフトキャンペーン実施期間中に限り、ギフトを送ることができました。現在は、子どもたちへの公平性を期すため、お手紙に同封する場合に限り50g以内のものをお送りいただけます。詳しくはこちらから

プランの活動で得たもの、今取り組んでいること

18歳になり、プラン・スポンサーシップを卒業しました。進学するためのお金がなかったので、2004年から2010年まで軍隊で働きお金を貯めました。そして、カレッジでメディア学を、大学で開発学を学びました。2014年に大学を卒業して、友人とともに元チャイルドたちの卒業生グループを立ち上げました。私のようにプランを卒業したチャイルドが、コミュニティに戻り、私たちのコミュニティに何か恩返しをすることが私たちの責任だと感じたからです。

立ち上げた団体では、電気のない地域で、子どもたち、とくに女の子が安心して暮らせるように、私たちが仕入れたソーラーライトを、地域の若者を通して配布しています。家に灯りがないため夜は勉強ができなかった子どもたちから、夜も家で勉強できるようになったと喜びの声があがりました。また、最近は2019年3月に南東アフリカを襲ったサイクロンの被災地でもソーラーライトの配布や、被災地の若者グループの職業訓練などを行いました。

写真:活動で提供しているソーラーランプ

活動で提供しているソーラーランプ

資金がなかなか集まらず苦しいこともあります。同窓生から少額の会費を集め、何とか運営をしていますが、こうして熱意を傾けられるコミュニティの開発に関わり、毎日学ぶことができていることをとても光栄なことだと思っています。

今後の夢、コミュニティへの思い

私の夢は、若い世代の人々を後押しする人ことです。今の若い世代は権利を十分に享受できていません。私も同じことを経験し乗り越えた身として、人々を鼓舞し希望を見出してもらう、そんな存在になりたいと考えています。

スポンサーだったヨウコさんへのメッセージ

あなたが蒔いてくださった種により、私は夢をもち育むことができました。ヨウコさんはいつも、「教育は、貧困から抜け出すための道である」と手紙を通じて教えてくれました。また、ヨウコさん自身が、欲しいものを我慢してお金を貯めて、寄付してくださっていたことも知りました。そのような寛大さと愛に心から感謝しています。私も同じように地域の人々の手助けをしたいと思っています。

写真:エドウィンさんとインタビューした村松ジンバブエ駐在職員

エドウィンさんとインタビューした村松ジンバブエ駐在職員

プランは1986年からジンバブエで活動し、現在の登録チャイルド数は約3万8000人です。これまでにプランの活動を卒業したチャイルドたちが育ち、次世代を担う子どもたちを支援する側に立っています。

写真:プラン・スポンサーシップ

子どもを中心に、地域全体を支援する
プラン・スポンサーシップ支援に、ぜひご参加ください。

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