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【完了報告】一口100万円プロジェクト「少数民族の子どもたちの教育継続支援プロジェクト」~ベトナム~(2023/08/25)

(2023年08月25日更新)

2021年10月に募集した一口100万円プロジェクト、ベトナムにおける「少数民族の子どもたちの教育継続支援プロジェクト」が完了しました。ご支援をくださった皆さまに、心よりお礼申し上げますとともに、プロジェクトの成果を写真や現地からの声とともにご報告します。

背景

中国と国境を接する北部山間地域にあるハザン省は貧困率が30%を超え、人口の約90%を少数民族が占めています。言葉の壁から社会経済的にも弱い立場に置かれ、子どもたちが教育を受け続けるための十分な学習環境や設備が整っていません。とりわけ女の子は、早すぎる結婚などのジェンダーに基づく暴力の被害と隣り合わせです。

  • ※ Vietnam Living Conditions Survey 2018

写真:ベトナム活動地

活動のハイライト

完成した女子寄宿舎 / ©プラン・インターナショナル

完成した女子寄宿舎 / ©プラン・インターナショナル

完成した女子寄宿舎の部屋、ベッド等の備品も備わった / ©プラン・インターナショナル

完成した女子寄宿舎の部屋、ベッド等の備品も備わった / ©プラン・インターナショナル

完成した寄宿舎キッチン兼食堂での食事風景 / ©プラン・インターナショナル

完成した寄宿舎キッチン兼食堂での食事風景 / ©プラン・インターナショナル

衛生用品を受け取った生徒たち / ©プラン・インターナショナル

衛生用品を受け取った生徒たち / ©プラン・インターナショナル

生理用ナプキンを受け取った女子生徒たち / ©プラン・インターナショナル

生理用ナプキンを受け取った女子生徒たち / ©プラン・インターナショナル

正しい手洗いのデモンストレーション / ©プラン・インターナショナル

正しい手洗いのデモンストレーション / ©プラン・インターナショナル

奨学金の授与証書を手にした子どもたち / ©プラン・インターナショナル

奨学金の授与証書を手にした子どもたち / ©プラン・インターナショナル

寄宿舎の引渡式 / ©プラン・インターナショナル

寄宿舎の引渡式 / ©プラン・インターナショナル

完成した女子寄宿舎 / ©プラン・インターナショナル

完成した女子寄宿舎の部屋、ベッド等の備品も備わった / ©プラン・インターナショナル

完成した寄宿舎キッチン兼食堂での食事風景 / ©プラン・インターナショナル

衛生用品を受け取った生徒たち/ ©プラン・インターナショナル

生理用ナプキンを受け取った女子生徒たち / ©プラン・インターナショナル

正しい手洗いのデモンストレーション / ©プラン・インターナショナル

奨学金の授与証書を手にした子どもたち / ©プラン・インターナショナル

寄宿舎の引渡式 / ©プラン・インターナショナル

活動内容

ハザン省においても貧困の度合が高い2郡の8コミューンで、少数民族の子どもたちを対象に、教育を継続するための多面的な支援を行いました。寄宿舎の増室と設備改善などのインフラ整備のほか、月経衛生管理やライフスキルなどの訓練を実施。新型コロナウイルス感染症対策としての啓発と衛生用品支給も行いました。また経済的困難を抱えた子どもたちには奨学金を支給しました。これらの活動を通じ、子どもたち、とりわけ女の子たちが自分たちの権利について学び、学校に通い続けることで人生の選択肢を広げ、未来を切り拓く力をつけることを目指しました。

主な活動と成果

地域 ハザン省メオバック郡とイエンミン郡
期間 2022年4月1日~2023年3月31日
主な支援内容と対象

対象:
メオバック郡とイエンミン郡の計8コミューンの小・中学校16校の児童・生徒9578人および教師533人

主な活動内容:

  • 対象校のインフラ整備(2校の寄宿舎建設、1校の寄宿舎のキッチン建設、4校の寄宿舎の部屋とキッチンの改修、2校の教室改修、2校のトイレと貯水槽の改修、3校の校門とフェンスの改修、全校に手洗い場の設置)
  • 7校の寄宿舎への備品支給(ベッド、タンス、扇風機、調理器具等)
  • 経済的困難を抱える家庭の子ども160人に奨学金を支給
  • 思春期の健康、月経衛生管理、ジェンダー平等、ライフスキルをテーマとした能力向上トレーニングを実施。中学校8校の生徒計842人(うち女の子475人)、各村の子どもクラブのメンバー計612人(うち女の子402人)が参加
  • コミュニケーションスキル・トレーニングを中学校8校にて実施。計4017人(うち女の子1818人)が参加
  • 子どもの権利と女の子の教育をテーマとしたイベントを郡レベルで開催。ハザン省教育局および郡の代表他、中学校8校の生徒計950人以上が参加
  • 新型コロナウイルス感染症予防と正しい手洗いについてのトレーニングを16校で実施。児童・生徒計9766が参加
  • 16校に衛生用品(シャンプー、洗濯石けん、トイレットペーパー)を支給
  • 中学校8校の女子生徒1057人に生理用ナプキンを支給

現地の声

シィ/12歳、6年生、女の子
「私は寄宿生活をおくっています。以前は1部屋を36人で使っていたためとても狭く、1つのベッドで2~3人が頭と足を交互にして一緒に寝なくてはなりませんでした。1つのトイレを100人で共有するので、いつも混んでいて嫌でした。プロジェクトのおかげで以前よりも広い部屋が6室、トイレも6つでき、給水槽も設置されました。戸棚やベッド、扇風機、照明器具などの備品も支給されました。現在、私を含めて118人の女の子がこれらを使っています。きれいで、清潔で、安心して暮らせるようになりました。男の子たちも元からの寄宿舎のスペースが増えて喜んでいます。私たちは皆、ご支援にとても感謝しています。これから一層、勉強をがんばろうと思っています」

ブ・シ・マイセン/中学校教師

写真:ブ・シ・マイセン/中学校教師

「当中学校は623人の生徒のうち395人が寄宿舎で暮らしています。寄宿生たちが食事をとるスペースが大変狭く、シフト制にしていました。プロジェクトのおかげで、十分な広さを持ち、衛生的なキッチン・食堂ができました。これにより食品の安全性と衛生管理にも適切な環境となりました。生徒たちはシフトを待たずに食事ができるようになり、とても喜んでいます。保護者たちも安心して子どもたちを学校に預けることができるようになりました。生徒たちは、安心して学校生活を送れることで、より学習に集中できるようになります。本プロジェクトへの皆さまのご支援に心より御礼申し上げます」

支援者の声

  • 父からの相続金での支援でしたので、両親の名が遠いベトナムの学校で残されていくのだと思うと感慨深いです。私が両親に孝行ができなかった分、ベトナムの子どもたちの役に立ててほしいと考えています。(Y・Sさん 京都府)
  • 初めて一口100万円プロジェクトに参加しましたが、皆の力を合わせるとこんなに大きな事業を完成できると驚き嬉しく思っています。(C・Tさん 岩手県)
  • 自分が何らかの支援をさせていただける状態にあることを感謝しています。できることは少しずつでも継続していきたいと考えています。(Y・Iさん 三重県)

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