(2024年06月28日更新)
プラン・インターナショナルは、2021年4月からカンボジアのシェムリアップ州で、「地域主導型の小学校給食」プロジェクトを実施しています。プロジェクトの対象校に学校給食が導入されて以来、地域では食や栄養への関心が高まっています。以前はよく学校前の屋台でジャンクフードを買っていた生徒たちも、今では食べるものを選んだり、学校菜園で野菜を育てることを楽しんだりと、変化が見られるようになっています。

野菜栽培に取り組む生徒たち
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2023年10月にプロジェクトの最終フェーズとなる3年間の活動を開始し、学校の能力強化や、支援を州や郡行政へ引き継ぐための取り組みを進めています。プロジェクト名にある通り、学校給食を定着させ、外部からの支援なしで継続させていくためには、地域の一人ひとりがその重要性を理解し、協力していかなければなりません。そのために効果的なのは、啓発イベントです。今回の報告では、対象地域で開催され、大いに盛り上がったイベントを2つご紹介します。
栄養について学ぶ「栄養デー」のイベント
カンボジアでは、政府が11月6日を「栄養デー」と定めて、食料安全保障や栄養に関する啓発を行っています。2023年10月26日、栄養デーに先駆けて、生徒たちが心待ちにしていたイベントが、プロジェクト対象校269校で開催されました。当日は、保護者や校長、給食の調理係も学校に招かれました。


全校生徒と保護者、近隣住民が集まる大きなイベント
栄養について学んだことを生徒が発表したほか、食べ物が描かれたカードのなかから、身体によいもの、悪いもの、タンパク質が含まれているものなどを選んで当てるゲームなども行いました。

白熱したカードゲーム
参加した全員で食事をし、楽しく学ぶ時間を過ごしました。イベントに参加した人数は合計2万4989人(うち女性9403人)に上り、多くの参加者から、「毎年開催してほしい」という声が寄せられました。イベントにかかる費用は100校分をプランが、残りの学校分はWFP(世界食糧計画)が支援しました。

野菜の絵を描いて発表した生徒たち

栄養について学ぶ寸劇も行われました
水の大切さや管理方法を学ぶ「世界水の日」イベント

イベントで使用したポスターは、イラストを多用してわかりやすく水の管理方法を説明
3月22日は、水の大切さを伝えるために国連が定めた「世界水の日」です。毎年、世界各地で啓発活動が開催されています。2024年のテーマは「平和のための水」。プランは、カンボジア農村開発省と教育スポーツ省と連携して、プロジェクトの対象校から選定された50校でイベントを開催しました。イベントには、保護者や近隣住民8029人(うち女性4753人)が参加し、水の適切な保管方法や水源の保護について学びました。

水の保管に関するクイズに答える参加者
参加者の理解度を測るためにクイズの時間も設け、閉会の際には「家族や地域みんなのために水を大切に使おう」と書かれた横断幕に参加者の代表が署名して、責任ある行動を誓いました。チケン郡から参加したヨンさんは、「今日は大切なことをたくさん学びました。さっそく家のそばにある水源を動物による被害から守るために、覆いをしようと思います。家では水をきれいに保ち、飲むときはろ過して沸騰させ、家族が感染症にかからないように気をつけます」と語りました。
このようなイベントの企画や実施は、生徒をはじめ、学校給食に関わる多くの人々を巻き込んで行われています。3年後のプロジェクト完了に向けて、地域の人々が学校給食の運営を主導していけるように、これからも多岐にわたるトレーニングやイベントが計画されています。今後の報告にもご期待ください。
- ※このプロジェクトは、国連世界食糧計画(WFP)などと共同で実施しています。
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