(2025年10月30日更新)
プラン・インターナショナルは、2013年9月から、カンボジアで「地域主導型の小学校給食」プロジェクトを実施しています。現在までの活動の進捗をご報告します。
プロジェクト背景
カンボジアの農村地域では、貧困のため朝食を取れない子どもたちが大勢います。空腹で授業に集中できず、進級試験に不合格となり、中途退学をしてしまう例が後を絶ちません。そのためプロジェクトでは、学校給食や学校菜園の導入を支援することで修了率の向上を図るとともに、地域の学校がプロジェクト終了後も給食の提供を続けていけるよう、現地での食料調達や予算確保のための体制づくりにも力を入れています。
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活動のハイライト
活動内容
2026年9月のプロジェクト完了まで残すところ1年となりました。現在までに、対象地区のすべての小学校で毎日給食が提供されるようになりました。各校には学校菜園が設置され、子どもたち自らが給食の食材となる野菜を育てています。
今では多くの学校が、プランから食材を支給されるのではなく、州政府からの食材費を活用して調達しています。各校では、地元の農家や漁師、養鶏・養豚場などの食料供給業者を対象に説明会を行い、公正な入札を通して業者を選定しています。こうした仕組みにより地域経済を活性化させるとともに、学校給食が初等教育修了率の向上に大きく貢献することや教育の重要性について、地域の理解も深まっています。さらに、業者の半分以上を女性が経営する業者とすることで、地域のジェンダー平等の促進にもつながっています。
現地の声
現地を視察したプログラム部・山形職員のコメント
学校菜園での活動を視察する山形職員(左から2人目)
2025年6月、7年ぶりに対象地域の学校を訪問し、活動の進捗を確認しました。コロナ禍を経て、学校給食はより効率的に、多くの子どもが食べられるよう運営上の工夫が進んでいました。その一例が各校での役割分担です。当初は配膳や手洗い指導、後片付けのほとんどを教員が担っていましたが、現在は高学年の児童が積極的に作業を担当し「食事の準備や後片付けは女子の仕事」という固定観念も払拭されつつあります。また、給食の時間も始業前から1時限目と2時限目の間に変更され、調理係の負担が減るとともに、確実に給食を食べられる児童が増えました。
このプロジェクトでは、すべての学校に学校菜園を設置し、必要な道具や野菜の種苗を配布して育成指導も行っています。現在、空心菜、ナス、ゴーヤ、インゲンなど多様な野菜が栽培され、収穫時期を考慮して栽培計画を立てることで、年間を通して収穫できるよう工夫されています。私が学校を訪ねた日には、2年生の算数の授業が学校菜園で行われていました。子どもたちはグループに分かれ、収穫した野菜の重さを計って記録し、教師が「ナス2つとインゲン3つでは何グラムですか?」と問いかけると、相談しながら答えを導き出していました。屋外で身体を動かしながら学ぶ学習は子どもたちにも好評で、「教室での授業より楽しい」という声が聞かれました。
対象地域では、学校給食の安定提供とその効果を最大化するための取り組みが日々進められており、ご支援が子どもたちの成長と学びに確実に役立てられていることを確認できました。
主な活動の成果
| 地域 | シェムリアップ州 |
|---|---|
| 期間 | 5年(2021年4月~2026年9月) |
| 2025年度 主な支援内容と対象 |
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