本文へ移動

【完了報告】一口100万円プロジェクト「学校の衛生環境を整えるプロジェクト」~バングラデシュ~

(2025年12月02日更新)

2024年4月に募集した一口100万円プロジェクト、バングラデシュにおける「学校の衛生環境を整えるプロジェクト」が完了しました。ご支援をくださった皆さまに、心よりお礼申し上げますとともに、プロジェクトの成果を写真や現地からの声とともにご報告します。

背景

バングラデシュでは、全人口の21%にあたる3,200万人が10代の若者ですが、彼らが通う学校の半数近い43%※1には十分な衛生施設が備わっていません。また、国衛生調査※2によると、男女別に分かれたトイレのある学校は22%。初潮を迎えた女の子たちにとって、安心安全を保てない学校のトイレは避けたい場所であり、女の子たちが学校を休む主な原因の一つとなっています。

バングラデシュの地図

活動のハイライト

  • 写真:完成したバリアフリーの男女別トイレ(外観)
    完成したバリアフリーの男女別トイレ(外観)
  • 写真:月経衛生管理設備が備わった女子トイレ 
    月経衛生管理設備が備わった女子トイレ 
  • 写真:設置された生理用ナプキンの自動販売機
    設置された生理用ナプキンの自動販売機
  • 写真:完成した手洗い場で安全な水を飲む生徒
    完成した手洗い場で安全な水を飲む生徒
  • 写真:水と衛生キャンペーンでの正しい手洗いの訓練
    水と衛生キャンペーンでの正しい手洗いの訓練
  • 写真:衛生知識の視覚教材
    衛生知識の視覚教材
  • 写真:コミュニティで上演された意識啓発劇
    コミュニティで上演された意識啓発劇
  • 写真:完成したバリアフリーの男女別トイレ(外観)
  • 写真:月経衛生管理設備が備わった女子トイレ 
  • 写真:設置された生理用ナプキンの自動販売機
  • 写真:完成した手洗い場で安全な水を飲む生徒
  • 写真:水と衛生キャンペーンでの正しい手洗いの訓練
  • 写真:衛生知識の視覚教材
  • 写真:コミュニティで上演された意識啓発劇

プロジェクト

北部ニルファマリ活動地域は、屋外排泄による飲料水の汚染など、衛生に関する深刻な課題を抱えており、適切な衛生習慣への理解が浸透していません。そのため、プロジェクトでは、学校に男女別のトイレなどの衛生施設を建設したほか、衛生に関する啓発・トレーニングを実施。また、清潔な生理用ナプキンの利用を含めた月経衛生管理に関する研修も行い、子どもたちが衛生的な環境のもと、思春期の大切な成長期に安心して教育を受けられるよう支援しました。

主な活動と成果

地域 ニルファマリ活動地域
期間 2024年9月~2025年8月
主な支援内容と対象

対象:
中学校に通う子ども約1万6,500人と教師172人
10の若者クラブの参加者150人
35校の学校管理委員会メンバー353人

主な活動内容:

  • 学校の男女別トイレと手洗い場の建設および既存の衛生設備の修繕、学校菜園の整備
  • 学校への衛生用品(石けん、生理用品など)の継続的補充の枠組み作り
  • 生徒、教師、および若者クラブメンバーへの水と衛生、月経衛生管理、思春期の健康、ジェンダー平等の意識啓発
  • 学校運営委員会を主導としてコミュニティにおける、女の子の教育の重要性に焦点をあてたジェンダー平等、水と衛生、思春期の健康の意識啓発

動画でのご報告

一口100万円プロジェクト バングラデシュにおける学校の衛生環境を整える【完了報告書】 / プラン・インターナショナル(2分9秒)

現地の声

ラベヤさん、女子生徒、8年生

写真:ラベヤさん、女子生徒、8年生

以前の学校にはきれいなトイレがなく、水も不足して困っていました。そのため、生理期間中はずっと家にいる子もいましたし、通学しても快適とは程遠い状況を我慢しなければなりませんでした。今ではすっかり変わりました。男女別で清潔なトイレには必要なものが備わっていて、安心して使用できます。私はもう生理中でも欠席しません。自分は尊重されていると感じ、自信もつきました。すべての女の子が学校で怖がらず、恥ずかしい思いをせず、安全にそして快適にトイレを使用できるべきです。それを可能にしてくださったご支援に心から感謝しています。

レハナさん、教師

写真:レハナさん、教師

プロジェクトのおかげでとても良い変化が生じました。以前は適切な衛生設備がないために多くの女子生徒たちが生理期間中は授業を欠席していました。このことは女の子たちの教育と長期的な福祉に著しい影響を与えます。今では彼女たちは休まず通学し、より自信をつけました。学校で安心して快適にすごし、自分たちの問題や必要について恐れたり、恥ずかしがったりせずに発言するようになりました。衛生設備は物理的なインフラというだけでなく、勉強したいすべての生徒、特に女の子たちにとっては、尊厳、包摂、平等な機会へ寄与するものなのです。

一口100万円プロジェクト<バングラデシュ>のご支援に参加された方々の声

  • トイレがきれいになることで、女の子が幸せに自信をもって生きていけるようになるという事を知り、想像していなかっただけにお役に立てたことを嬉しく思います。また、プレートに名前が記されたのを見て、何も世の中に貢献できる人生ではなかったけれど、人生の終盤に少しは役に立ったのかなと嬉しいです。(M・Sさん 千葉県)
  • 蛇口をひねればきれいな水が出てくるのが当たり前の生活をしていると、世界にはまだまだ飲み水にも不自由な地域があることを忘れがちです。一人では何もできませんが、このようなプロジェクトに参加できて感謝です。(M・Fさん 大阪府)
  • 学校トイレは多くの子どもが利用する大事な設備ですので、投資のしがいがあります。今回の報告書で有効に利用されることを知りました。学校菜園もあったりして、子どもたちが楽しそうです。報告書もカラー写真と簡潔な説明で見やすかったです。(H・Kさん 茨城県)

2025年10月から、新たな「一口100万円プロジェクト」の募集をしています。

詳細はプラン・ニュース130秋号同封チラシ、または、ウェブサイトをご覧ください。

活動レポートTOP

トップへ