(2026年02月17日更新)
2025年11月末、インドネシアのスマトラ島を襲った記録的な豪雨による洪水と土砂災害から、2カ月以上が経ちました。緊急期を過ぎつつある一方で、多くの子どもたちは今も、避難生活や災害の記憶による不安を抱えながら日々を過ごしています。プラン・インターナショナルは、現地パートナーや関係機関と連携し、子どもたちの「心の回復」と「安全な居場所」を守る人道支援を継続しています。
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深刻な被害が残るスマトラ島
増水した川を滑車装置で渡る親子
インドネシア国家防災庁(BNPB)によると、これまでに死者は約1,204人、行方不明者は140人にのぼります。発災から2カ月以上が経過した2026年1月末時点でも、今なお10万6,000人が避難生活を続けています
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教育面の被害も深刻で、影響を受けた学校は4,115校、損壊した教室は6,431室にのぼり、インドネシア教育省は、子どもたちのための学習スペースを2,873カ所に緊急で設置する必要があると報告しています。
また、避難所の過密や衛生環境の不足によって、急性呼吸器感染症や皮膚疾患の増加も確認されており、特に乳幼児、妊産婦、障害のある子ども、女の子のリスクが高い状況です。
「子どもひろば」で取り戻す、安心と笑顔
プランは、被災地に「子どもひろば(Child Friendly Space/CFS)※」を設置し、心のケアにあたるともに、身を守るために必要なスキルを伝えたりするなど、教育機会も提供しています。「子どもひろば」は、災害を経験した子どもたちが、安心して遊び、話し、感情を表現できる「安全な場所」です。現地の心理士や学生ボランティアなどと連携しながら、子どもたちの回復を支えています。
- ※「子どもひろば」とは
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。子どもたちが一日も早く日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です

被災した家族からヒアリングを行うプランの現地職員

「子どもひろば」で過ごす子どもたち
数字で見る:プランの支援活動
2026年1月28日時点で、プランは3万8,396人に以下の支援を届けました(うち、子ども1万4,979人:女の子7,667人/男の子7,312人)。
- 心理社会的ケアセッション:18村1,545人の子どもたちに提供
- 水:2万8,992人(計30万2,400リットル)に提供
- 支援物資:生理用品を含む衛生キット(1,042セット)、毛布(464枚)、マット(843枚)、防水シート(18枚)、蚊帳(197張)などを配布
- 教育支援:学校清掃(3校)、教員向け心理社会的ケアセッション(94人:42校)などを実施
豪雨被害の爪痕―今なお残る課題
過密状態の仮設避難所
発災から2カ月以上が経ったスマトラ島では、発災直後の混乱期は過ぎつつあります。しかし、被災地には今も道路や橋、電力・通信などのインフラが損壊したままの地域が多く、アクセスが困難な場所も残っています。そのため、本来なら復興に向けた支援への進みたいところですが、思うように次の段階へ移れない状況が続いています。
さらに、避難所は過密状態が続き、衛生環境も十分とはいえません。子どもたちが安心して学べる場も不足しており(教室や学用品の不足など)、早急に手を打つべき課題が山積しています。
プランは引き続き、「子どもの心のケア」「安全な居場所」「清潔な水と衛生」「学びの再開」を最優先に支援を続けていきます。
皆さまのご寄付が、被災した子どもたちの安心と希望につながります。どうか引き続きご協力をお願いいたします
寄付の方法
受付期間:2025年12月5日(金)~3月31日(火)
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クレジットカード/コンビニからの寄付
- 専用払込用紙での寄付
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※「インドネシア豪雨緊急支援」もしくは「G85」とご指定ください






