(2026年09月02日更新)
2026年8月15日にインドネシア東部フローレス島周辺で発生した大規模地震により、多くの人々が住まいを失い、避難生活を余儀なくされています。プラン・インターナショナルが活動する地域にも影響が及んでおり、現地では子どもたちや家族への支援が続いています。現地の状況と、プラン・インターナショナルの対応についてお知らせします。
大地震により16万人以上が避難
損壊した教室
8月15日に発生したマグニチュード7.7の地震により、インドネシア東部フローレス島を中心に広い範囲で被害が発生しました。インドネシア国家防災庁によると、91人の死亡が確認され、16万1,084人が避難生活を送っています(8月23日時点)。また、住宅12,153棟や264校の学校が被災し、472カ所の教室で深刻な被害が確認されています。病院や道路、橋などのインフラにも被害が及び、一部地域ではアクセスや通信に支障が生じています。
活動地域の子どもたちと家族の状況
被災した家族に聞き取りを行うプランの緊急対応チーム
プランがスポンサーシップ活動を実施しているナゲケオ県とマンガライ県も、大きな影響を受けています。ナゲケオ県では2,400人以上の支援対象の子どもたちが被災していることが確認されており、多くの子どもたちと家族が50を超える避難所で生活しています。また、8月23日までに5,688回の余震が記録されており、自宅に戻れない人々も少なくありません。被災地では、安全な飲み水や衛生用品、避難生活に必要な物資の確保が急務となっています。
子どもたちの安全と尊厳を守るために
プランは発災直後に緊急対応チームを派遣し、現地のパートナーとともに被災地で支援を開始しました。これまでに1万9,000リットルの安全な水の提供に加え、衛生キットや月経衛生キット、防水シート、毛布、避難生活に必要な物資を配布しています。また、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりや、災害による心理的な影響を和らげるための心理社会的支援の準備も進めています。
子どもたちの学びの再開に向けて
避難生活を送る子どもたちが安心して過ごせる「子どもひろば」を開設
被災地では数百の教室が損壊しており、多くの子どもたちが学習の機会を失っています。プランは、教育省や関係機関と連携しながら、被災した子どもたちの教育ニーズが復旧・復興支援に反映されるよう取り組んでいます。
また、子どもたちが安全な環境で学びを継続できるよう、学用品の提供や一時的な学習スペースの整備などの教育支援も計画しています。教育の中断を最小限に抑え、子どもたちが少しでも早く日常を取り戻せるよう支援を行います。
ナゲケオ活動地域(#5088)のチャイルドと交流中のスポンサーの皆さまへ
現在、チャイルドとのお手紙のやりとり、およびチャイルドの「一年の歩み」の現地での作成を、2026年12月末まで一時的に中止しております。
状況が落ち着き次第、交流を再開できるよう準備を進め、改めてご案内いたします。何卒ご理解いただき、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
- ※なお、日本ではインドネシア地震への専用寄付は募集しておりませんが、災害や紛争などの緊急事態における迅速な支援活動に活用する「緊急下の子ども支援プロジェクト」へのご寄付は、随時受けつけています。






