東ティモールは、ティモール島の東半分に位置し、アタウロ島、ジャコ島、そしてインドネシア領西ティモール内の飛地オエクシから構成されています。ポルトガル統治とインドネシアによる占領を経て、2002年に独立を回復し、21世紀最初に誕生した独立国家です。国家財政は石油・ガス収入に大きく依存しており、その脱却を目指して農業や観光など多様な分野の基盤づくりが進められていますが、貧困や社会基盤の未整備は依然として多くの地域で課題となっています。
基本データ
- 首都
- ディリ
- 面積
- 約1万4,900km2
(首都4都県(東京、千葉、埼玉、神奈川の合計面積)とほぼ同じ大きさ) - 人口
- 約139万人(2023年 東ティモール政府統計)
- 言語
- 公用語は、テトゥン語及びポルトガル語。実用語に、インドネシア語及び英語。その他多数の地方言語が使用されている
- 宗教
- キリスト教99.1%(大半がカトリック)、イスラム教0.79%
※ 出典:外務省ウェブサイト
東ティモールの歴史・社会情勢
東ティモールは16世紀からポルトガルの支配を受け、1975年に独立を宣言しましたがインドネシアに占領され、長い紛争を経験しました。1999年の住民投票を経て、国連の支援のもと2002年に独立を回復した、21世紀最初の新国家です。現在は民主的な体制のもと、石油・ガス依存からの脱却を目指し農業や観光の振興を進めていますが、貧困やインフラ整備の遅れ、若年人口の多さによる教育・雇用課題が引き続き大きな社会問題となっています。
東ティモールの宗教
東ティモールでは国民の大多数がカトリックを信仰しており、宗教は共同体の結びつきや文化形成に深く影響しています。一方で、先住民族に根づくアニミズム的な信仰や祖霊崇拝も残り、カトリックと習合した独自の宗教文化が受け継がれています。ポルトガル支配の影響やインドネシア占領期の歴史も文化に色濃く、伝統織物「タイス」、祭礼、音楽など多様な表現が地域に根づいています。公用語のテトゥン語とポルトガル語をはじめ、多言語社会であることも特徴です。
東ティモールが抱える問題
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子どもの権利や成長が阻害されていること
東ティモールでは、貧困や栄養不良、医療体制の不足によって、子どもが健やかに成長するための基盤が十分に整っていません。特に農村部では保健サービスへのアクセスが限られ、乳幼児の死亡率の高さや成長の遅れが課題となっています。
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教育機会が不足していること
教室不足や教材・教員の不足により、子どもたちが安定して学校に通い続ける環境が整っていません。農村部では通学距離が長いことや家事・労働による負担が大きく、特に女の子が勉強を続けることが難しい状況です。
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子どもへの暴力の発生率が高いこと
家庭内での体罰や学校での暴力、早すぎる結婚(児童婚)など、子どもの安全と尊厳を脅かす状況が依然として見られます。社会的な慣習や大人の意識が十分に変わっておらず、暴力を「しつけ」と誤解するケースもあります。
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若者の失業率が高いこと
若者人口が非常に多い一方、就業機会や職業訓練の選択肢が限られており、働きたい若者が仕事を得られない状況が続いています。特に農村部では非正規労働や低賃金労働に頼らざるを得ないことが課題です。
プラン・インターナショナルの取り組み
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1.乳幼児の健全な発育促進
5歳以下の、特に困難な状況にある子どもたちが健全に成長できるよう、質の高い乳幼児ケアと栄養管理、適切な保健サービスへのアクセスを改善します。また、安全な飲料水と衛生設備を確保し、乳幼児の健康を守る環境づくりを支援します。
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2.教育機会の増進
初等教育年齢の子どもが、貧困や性別にかかわらず差別なく基礎教育を受け続けられるよう支援します。非常時や災害時にも学習機会が途切れないよう、学校環境の改善や教材の提供、教員の育成を通じて教育アクセスを強化します。
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3.子どもの保護
子どもたちが暴力や搾取から守られ、安全に生活できるよう、自身を守るスキル習得の機会を提供します。地域社会に子どもの権利を広める啓発活動を行うとともに、国や自治体へ保護体制の強化を働きかけ、包括的な子ども保護システムの構築を促進します。
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4.青少年の能力開発
困難な状況にある若者が自らの権利を実現し、経済的に自立できるよう若者の能力開発を支援します。職業訓練や起業支援を通じて雇用創出を後押しし、地域社会の経済・社会・文化の発展に若者が貢献できる環境づくりを進めます。
東ティモールでの活動
プラン・インターナショナルのデータ
プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。
- 活動開始年
- 2001年
- チャイルド数
- 18,623人
- 日本のスポンサーを持つチャイルド数
- 757人
- 現地事務所
- 統括事務所:ディリ
# 5076 アイレウ
# 5078 アイナロ
プラン・スポンサーシップでご支援をいただくと、地域を代表する子ども(チャイルド)と手紙で交流することができます。
※2025年12月現在






