基礎学力をつけてなりたい自分になれるように
- グアテマラ
プラン・インターナショナルは、2024年3月からグアテマラのキチェ県において、先住民族の子どもたちが学ぶ小学校の教育改善を目指すプロジェクトを開始しました。
子どもたちが学びをあきらめず、教育を続けられるような環境を整えていきます。

グアテマラのプラン職員であるアンヘラは、キチェ県の活動地域を担当しています。
アンヘラはキチェ県の小学校就学率は91%なのに中学校になると26%になること、そして学年が上がるにつれて児童数が減っている現状を何とかしたいと思っていました。

先生たちに話を聞くと、読み書きや計算といった基礎学力を身につけないまま、学校に来なくなる生徒が多いということでした。
先生たちも、その状況をどうしていいか分からず、途方に暮れていました。

次にアンヘラは家庭訪問を開始しました。小学5年生のロンディは勉強が大好きな女の子で、進学してデザイナーになるという夢をもっています。
ロンディは7人きょうだいですが、誰も中学校には進学しておらず、父親の畑仕事や家事を手伝っています。両親はロンディもほかのきょうだいと同じでいいと思っていました。

そこでアンヘラは、中学校に進級できないのは仕方がないという認識を変えるため、保護者を対象にしたワークショップを立ち上げました。
また、子どもたちが算数に苦手意識をもたないような教え方を先生に伝授するほか、先生たちが一人で悩まないようネットワークを作ることにしました。

また、たくさん本を読む習慣を身につけてほしいと、図書コーナーを設置することにしました。
本が好きなアンヘラは、本の持つ力を信じています。「たくさん本を読んで、表現力や想像力を養い、なりたい自分を実現してほしい。」アンヘラの願いです。
※ illustration by Noriyuki Goto
2024年7月発行のプラン・ニュースの記事を再編集し掲載しました
この活動は皆さまの寄付により支えられています

