グアテマラでは、都市部と農村部の経済格差や教育格差が深刻な問題となっています。農村部に多く暮らす先住民族の貧困率は79.2%にのぼり、非先住民族の貧困率46.6%を大きく上回っています。
貧困の背景には、教育の質の低さに加え、小学校の修了率や中学校の就学率の低さがあります。たとえば、首都のあるグアテマラ県の中学校就学率は75%であるのに対し、農村部のキチェ県ではわずか23.1%に留まっています。
先住民族の子どもたちは十分な教育機会を得られないまま大人になることで、貧困から抜け出せない現状があるのです。
※グアテマラ共和国 JICA 国別分析ペーパー JICA Country Analysis Paper
このプロジェクトでは、住民の多くを先住民族が占めるキチェ県で、貧困の連鎖を断ち切るため、教師、児童、家庭が教育の重要性を理解し、ジェンダーに関わらず、子どもたちが学び続けられる環境の整備を支援します。
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SDGsへの貢献
このプロジェクトの実現は、持続可能な開発目標(SDGs) の「目標1:貧困をなくそう」「目標4:質の高い教育をみんなに」「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」に貢献します。
- プロジェクト番号
- 10321
- 活動の期間
- 2024年3月~2026年6月
- 実施地域
-
キチェ県 サン・アントニオ・イロテナンゴ市
- 活動内容
(支援策) -
- 図書施設の設置(4校)、図書の支給、児童の読書推進キャンペーン(2200人)
- 算数の指導法、児童の将来設計の支援方法に関する教師むけトレーニング(90人)
- 教育やジェンダー平等に関する保護者むけワークショップ(1000人)
- 対象者
-
対象校の児童:2187人、対象校の教師:86人、保護者:1000人
- プロジェクト規模
- 約1億400万円
- 目指す成果
- 以下を通じて、ジェンダーに関わらず、子どもたちが質の高い小学校教育を受けられるようになることを目指します。
- 子どもたちが学習意欲を維持できる教育環境が整備される。
- 教師の教授法が改善されるとともに、児童の将来設計を支援することができるようになる。
- 保護者が、ジェンダーに関わらず、教育の重要性に対する理解を深める。
※このプロジェクトは、外務省(NGO連携無償資金協力)の支援のもと実施します。日本人職員が現地に赴任し事業統括を行っています。
※各国の男女格差を測るグローバル・ジェンダー・ギャップ指数では、グアテマラは148カ国中81位(『The Global Gender Gap Report 2025』世界経済フォーラム)
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現地の状況に合わせて、支援内容や期間が変更になる場合があります。プロジェクトの進捗状況は、活動レポートでご報告しています。

