先が見えないウクライナの子どもたちに希望を
- ポーランド
プラン・インターナショナルは、2022年3月から「ウクライナ避難民緊急支援」への寄付募集を開始し、ウクライナ、ポーランド、ルーマニアおよびモルドバなどの近隣諸国において、現地パートナー団体と連携して支援活動を実施してきました。ウクライナ危機発生から5年を迎えるいま、ポーランドで避難生活を続ける子どもたちを対象に新たな事業を開始します。

2022年2月24日以降、ウクライナでの戦闘行為の激化により、人々は命を守るために避難を開始。2026年4月時点で、ヨーロッパ諸国に避難している人は520万人以上、ヨーロッパ以外も含めると570 万人を超える人々が国外に避難しています。
プランは紛争開始直後から、弱い立場に置かれている子どもたちの保護を最優先に支援を開始。
特に近隣国のポーランド、ルーマニア、モルドバにおいて、現地のパートナー団体、政府、国連機関と連携し、生命を守るための食料・物資支給のほか、子どもたちの保護と心のケア、教育支援などに取り組んできました。

紛争開始から4年が経った今も、終結の見通しは立っていません。そのなかで、避難した異国の地での生活になじめない子どもたちもいます。
紛争によって思い描いていた進学や就職の夢を絶たれ、長期化する避難生活のなかで、心に問題を抱える子どもは少なくありません。

今回の新プロジェクトでは、ポーランドに滞在する子どもたちの現状を調査し、必要な支援につなげます。
特に、言葉の壁に直面する子どもたちへの教育支援や、心のケアを重視し、アートセラピーなどを通じて再び前を向けるよう支援します。

さらに「なりたい自分」を描けるよう、現地の子どもたちと一緒に、将来設計に関するワークショップや会社見学を行います。
子どもが元気をとりもどせば、それを見守る親も元気になります。
紛争が長引くなかでも、夢を持てる環境の整備に力を注いでいきます。
※ illustration by Noriyuki Goto
2026年7月発行のプラン・ニュースの記事を再編集し掲載しました
この活動は皆さまの寄付により支えられています

