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ブラジルは、日本の約23倍もの広大な土地に、2億7百万人以上が暮らし、世界最大のアマゾン熱帯雨林をはじめとする雄大な自然や、豊富な天然資源を有します。地域により、経済、社会、文化面において多様な特徴を持つ一方、富の分配と経済発展において、人種、宗教、性別に基づく格差が依然として多く見受けられます。とくにプラン・インターナショナルが活動する北東部では、子どもたち、とりわけ女の子たちが最も弱い立場に置かれ、権利が尊重されていません。また、この地域には、先住民やアフリカ系住民など、社会の発展から取り残されてきた人々が多く暮らしています。

基本データ

首都
ブラジリア
面積
851万2000km2(日本の22.5倍)
人口
約2億947万人(2018年 世界銀行)
言語
ポルトガル語
宗教
カトリック約65%、プロテスタント約22%、無宗教8%(ブラジル地理統計院、2010年)

※ 出典:外務省ウェブサイト

ブラジルが抱える問題

  • 新生児や乳児の死亡率が高い

    母親への産前産後ケアや正しい授乳知識の不足、肺炎やマラリアなどの予防接種が普及していないことから、新生児や乳児が健康に育ちません。就学前の子ども(0~4歳)における子どもの中度および重度の発育阻害は6%です。

    上の学年に進級できる子どもが少ない

    教員の能力不足や学校の資金不足により、勉強についていけなくなる子どもたちがいます。また、家庭の貧困によって中途退学をせざるを得ない子どももいます。初等教育の修了率は90%を超えるのに対し、後期中等教育は70%にまで下がります。

    女の子の児童婚の数が多い

    男性優位の考え方が根強く残る地域では、女の子は勉強よりも結婚を優先させられます。2015~2021年のデータによると18歳未満で結婚した女の子は26%です。

    衛生的なトイレが不足している

    農村部では簡易トイレや汚水槽を使用する世帯が多く、衛生環境が整っていません。屋外排泄をしている世帯もあり、最低限の基礎的なトイレでさえ、農村部での普及率は63%にとどまります。

    安定した収入を得られる機会が少ない

    貧困世帯が多い地域では、一家が暮らしていくための十分な収入が得られません。農村部では、若者、特に女性向けの雇用機会や職業訓練の機会も少なく、貧困に陥っています。

プラン・インターナショナルの取り組み

  • 1.乳幼児保育に関する知識の普及

    子どもを持つ親や保護者、コミュニティを対象とした乳幼児保育に関するトレーニングや意識啓発を行い、乳幼児や妊産婦に適切なケアが与えられるように後押しします。

  • 2.子どもや若者への質の高い教育の提供

    子どもたちがさまざまなコミュニティの意思決定の場に積極的に参加できる機会を増やします。また、性や生殖の健康についての正しい知識を普及させることで、子どもたちが差別や暴力を受けることなく、学校で質の高い教育を受けられるように支援します。

  • 3.若者や女性の経済力の強化

    若者や女性たちが市場のニーズにあったスキルを身につけて就業・起業できるように職業訓練の機会などを提供します。とくに先住民族の暮らすコミュニティでは、経済力強化のために共同組合の設立を後押しします。

  • 4.暴力や災害からの子どもの保護強化

    子どもの人権を尊重し守るためにワークショップやキャンペーンを通じて、子ども自身や親、コミュニティや自治体職員など、あらゆる関係者を巻き込んで、暴力や災害などの緊急事態に備えるための知識や能力の強化を図ります。同時に子どもの保護システムの強化も行います。

ブラジルでの活動

ブラジルでの活動一覧

プラン・インターナショナルのデータ

プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。

活動開始年
1997年
チャイルド数
15951人
日本のスポンサーを持つチャイルド数
224人
現地事務所
統括事務所:サンルイ
# 4050 サンルイ
# 4052 コド
# 4058 テレジーナ

※2021年6月現在

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