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【完了報告】「アフリカ南東部サイクロン 緊急支援」プロジェクト~モザンビーク・ジンバブエ・マラウイ~
アフリカ
緊急支援
(更新)
緊急・復興支援2019年度活動報告
子どもと女性に寄り添った支援
活動内容
プラン・インターナショナルは、保健、水と衛生、食料、子どもや女性の保護、教育、生計、住居、ジェンダーといった分野において、3カ国で支援を展開してきました。発災直後から、被災者の捜索と救出そして緊急支援物資の支給を開始しました。災害時に特に脆弱な立場になりやすいのは子どもや女性たちです。「子どもひろば」※の開設や心理サポートの提供、衛生用品キットの支給や子どもの保護に関する啓発活動の実施などを通じ、特に脆弱な人々のニーズへの対応に努めました。各国では現地政府と協働しながら、引き続き復興にむけたプログラムに取り組んでいます。
- ※「子どもひろば」
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら)
おもな活動の成果
地域 |
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期間 | 17カ月(2019年4月~2020年9月) |
2019年度 おもな支援内容と対象 |
対象 モザンビーク、ジンバブエ、マラウイの被災者、コミュニティの人々など26万1702人 【モザンビーク】
【ジンバブエ】
【マラウイ】
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プロジェクト背景
2019年3月14日にモザンビーク中央部に上陸したサイクロンは、瞬間風速50mを超えました。3月14~17日にわたり吹き荒れた嵐は、ジンバブエ東部やマラウイ南部にも被害を及ぼし、各地で洪水や土砂崩れが発生しました。これまでに3カ国で死者行方不明者は1000人を超えています。
関連リンク
現地の声
タナカさん(右)、15歳、ジンバブエで被災した女の子
タナカさんは、プランからの支援で蚊帳を受け取りました。タナカさんが暮らすジンバブエのチピンゲ郡では過去にマラリアが流行ったことがあり、被災後は免疫力が落ちるために、更にマラリアが流行りやすくなります。「この蚊帳は私の命です」とタナカさんは言います。「この蚊帳は今後も私をマラリアから守ってくれるでしょう。」