ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
サイトのご利用案内(i)へ

【完了報告】「学校でのジェンダー平等促進」プロジェクト~ラオス~

ガールズ・プロジェクト

ラオス

更新)

ガールズ・プロジェクト2020年度活動報告

女の子だってリーダーになれる!

新しい学生寮で暮らす生徒たち / ©プラン・インターナショナル

新しい学生寮で暮らす生徒たち / ©プラン・インターナショナル

新しい学生寮で宿題をする女子生徒 / ©プラン・インターナショナル

新しい学生寮で宿題をする女子生徒 / ©プラン・インターナショナル

新しい学生寮で宿題をする男子生徒 / ©プラン・インターナショナル

新しい学生寮で宿題をする男子生徒 / ©プラン・インターナショナル

国際ガールズデーのイベントに参加したリーダーたち / ©プラン・インターナショナル

国際ガールズデーのイベントに参加したリーダーたち / ©プラン・インターナショナル

子どもクラブの活動を紹介するリーダーの女の子 / ©プラン・インターナショナル

子どもクラブの活動を紹介するリーダーの女の子 / ©プラン・インターナショナル

プロジェクト終了時評価ワークショップの様子 / ©プラン・インターナショナル

プロジェクト終了時評価ワークショップの様子 / ©プラン・インターナショナル

新しい学生寮で暮らす生徒たち / ©プラン・インターナショナル

新しい学生寮で宿題をする女子生徒 / ©プラン・インターナショナル

新しい学生寮で宿題をする男子生徒 / ©プラン・インターナショナル

国際ガールズデーのイベントに参加したリーダーたち / ©プラン・インターナショナル

子どもクラブの活動を紹介するリーダーの女の子 / ©プラン・インターナショナル

プロジェクト終了時評価ワークショップの様子 / ©プラン・インターナショナル

活動内容

3年間のプロジェクトが終了する今年度は、学生寮の建設、教師・保護者対象のジェンダートレーニング、子どもクラブリーダー対象のトレーニングと啓発活動のほか、プロジェクト終了後も対象校で活動を続けるための計画づくりを支援しました。終了時には、活動の成果やプロジェクト目標の達成度を測るため、第3者評価も実施。その結果、プロジェクト開始時に比べて、生徒と教師のジェンダー平等、ジェンダーに基づく暴力に関する意識・態度、学校施設の維持管理の質に改善が見られました。たとえば、生徒の87%、教師の100%が、学校でジェンダー平等に関する何らかのポジティブな変化が起きたと回答しています。評価結果から見えてきた成果、学び、課題は教育省などの関係者とも共有し、今後の活動にどう生かせるかを議論しました。

おもな活動の成果

地域 ボケオ県パウドン郡
期間 3年(2016年12月~2019年11月)
2020年度
おもな支援内容と対象
  • 教師対象のジェンダートレーニング(11校、190人、うち女性68人)
  • 保護者対象のジェンダートレーニング(11校、64人、うち女性12人)
  • 子どもクラブリーダー対象のトレーニング(11校、189人、うち女の子96人)
  • 学校と村での啓発イベント実施(11校、15回)
  • 教師と生徒対象の施設維持管理トレーニング(11校、339人、うち女性・女の子172人)
  • 学生寮の建設(1校、4棟)

プロジェクト終了時評価の結果(抜粋)
開始時と比較して、
  • 生徒と教師のジェンダー平等、ジェンダーに基づく暴力に関する意識・態度、学校施設の維持管理の質に改善が見られた
  • 生徒の87%、教師の100%が、学校でジェンダー平等に関する何らかのポジティブな変化が起きたと回答
  • 男子生徒の暴力に対する意識(暴力行為を暴力と認識する意識)が改善
  • 暴力の被害に遭ったときに生徒は先生に相談できると回答した生徒は、32%から94%に、教師は19%から100%に増加した
  • 全対象校の学級委員長に占める女子の比率平均が、35%から60%に増えた

プロジェクト背景

ラオス北部のボケオ県パウドン郡は、住民の80%が来少数民族で、国内でもっとも貧困率が高い地域のひとつです。男の子を優遇する風潮が根強く残っているこの地域では、女の子の教育は軽視されがちで、女の子の進学率は低く、早すぎる結婚や妊娠による中途退学も見られます。学校の施設も不十分で、学生寮が不足しています。

このプロジェクトでは、外務省(NGO連携無償資金協力)の協力のもと、日本人職員が駐在し、ジェンダー平等対策を推進しました。

現地の声

フゥイさん、新しい学生寮に暮らす中学1年生(写真左)

フゥイさん、新しい学生寮に暮らす中学1年生(写真左)
「以前は、学校の敷地にある竹小屋で友だち6人と生活していました。竹小屋には電気や鍵もなく、夜は泥棒が入ったこともあり、いつも何か起きるのではないかと怯えていましたし、勉強ができる時間も限られていました。男子生徒が竹小屋の壁を叩いて夜眠れないこともありました」

チャムさん、新しい学生寮に暮らす中学2年生(写真右)
「新しい学生寮ができて本当にうれしいです。調理場、ベッド、電気などもあり、とても便利です。これで夜も宿題をする時間が十分にとれますし、トイレや水道も寮の隣にあるので安心です」

あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。

寄付をする

  • 説明会 「プラン・ラウンジ」
  • イベント・キャンペーン カレンダー
  • プラン・ブログ
  • 寄付金控除について
  • マイ・プラン・ページ
  • 国連グローバル・コンパクト

メールマガジン

プランの活動や最新情報を
お送りしています。

ご登録はこちら

公式SNS

世界の子どもたちの今を発信中

  • lineアイコン
  • Instagramアイコン
  • YouTubeアイコン