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- 【第10報】ウクライナ危機発生から半年 15万人以上を支援~ウクライナ避難民緊急支援~
【第10報】ウクライナ危機発生から半年 15万人以上を支援~ウクライナ避難民緊急支援~
緊急支援
(更新)

寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。 プランは、引き続きウクライナの人々、特に子どもや女性たちへの支援活動を継続いたします。
数字で見るウクライナ危機

- ※1 Ukraine Situation: Refugees from Ukraine across Europe
- ※2 Ukraine: Situation Report,20 Jul 2022
- ※3 Ukraine: civilian casualty update,25 July 2022
3カ国での主な支援活動
タブレットの支給を通じた教育支援
プランは、ポーランド、ルーマニア、モルドバにおいて、ウクライナ避難民の子どもたちと家族が、避難先の国々で安全に過ごし、新たな生活を築いていけるよう支援してきました。特に力を入れているのは、人身取引やジェンダーに基づく暴力からの子ども・女の子たちの保護、心理社会的支援、教育継続にむけた支援、現金やクーポン券の支給を通じた生活必需品の購入支援などです。現地のパートナー団体と連携し、これまで、15万人以上に直接的・間接的な支援を届けました。
ポーランド(対象:10万9404人)
- 子どもたちにポーランド語を教える教師2769人を養成
- 191人の子どもと112人の大人たちに、心理社会的支援、法的支援を提供
- 450人の女性に、権利に関する情報、法的支援、文書作成、住居探しの支援を提供
ルーマニア(対象:2575人)
クーポン券を受け取った女の子
- 1200人以上の子どもたちに緊急下の教育プログラムを提供
- 思春期の女の子1800人に、生理用品と交換できるクーポン券を配布
- ウクライナ人の教師53人に、語学コースや課外活動を含む補習クラスのトレーニングを提供し、ルーマニアでの教職復帰を支援
- 120人の子どもたちを対象としたサマーキャンプを実施。さらに200人を対象とした日帰り旅行を開催
モルドバ(対象:4万2950人)
- ウクライナ避難民とホストファミリーに8427セットの食料を配布(3万1378人分)
- 子どもひろばを通じ、子どもたちと家族への心理社会的支援の提供
- 避難民の子どもたちが地元の学校に通うための学用品、通学かばんの支給(500セット)
- ホストコミュニティの教師を対象とした、避難民の生徒の受け入れにむけたトレーニング
教師トレーニングを行うプランの教育スペシャリスト
アートセラピーに参加した子どもたち
高まる子ども・女性への人道支援ニーズ
ウクライナ危機の長期化により、避難民の9割以上を占める子どもと女性への人道支援のニーズはさらに高まることが予想されます。プランは、避難先での、「尊厳ある安全で安心な環境」「心理社会的支援」「教育の継続」の実現にむけ、今後もパートナー団体と連携して取り組んでいきます。 活動の経過は、ウェブサイトの活動レポート内でご報告いたします。皆さまの温かいご支援に心よりお礼を申し上げます。関連リンク