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【第5報】妊産婦と幼い子どもの命を守る(ケニア)~アフリカ7カ国・食料危機緊急支援~

緊急・復興支援

更新)

アフリカ7カ国・食料危機緊急支援

寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。

世界は今、かつてないほど深刻な食料危機に直面しています。その背景には、紛争、気候変動の影響による干ばつ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による経済の低迷、世界的な食料価格の高騰など、さまざまな要因があります。プラン・インターナショナルは、特に飢餓が深刻なアフリカ7カ国(ケニア、エチオピア、ソマリア、南スーダン、マリ、ブルキナファソ、ニジェール)において、緊急支援を実施しています。

干ばつのなか、1日1食で飢えをしのぐ妊産婦や幼い子どもたち

写真:ソフィアさん。保健所にて

ソフィアさん。保健所にて

ケニアでは4期連続で雨期に十分な雨が降らず、長引く干ばつが食料不足を招いています。東部のタナリバー県に住む23歳のソフィアさんは、現在妊娠8カ月。彼女のような妊娠中の女性や幼い子どもを含む多くの人々が、1日1食で飢えをしのいでいる状況です。

ソフィアさんにとって、お腹にいる我が子と同じくらい気がかりなのが、上にいる2人の子どもたちの健康状態です。「学校に行けば給食があることが、せめてもの救いです。家には何も食べるものがないため、学校に行かない日にはお腹を空かせたまま寝るしかありません」と語ります。

栄養不良によって高まる流産や死産のリスク

写真:診療所で順番を待つ大勢の妊産婦たち

診療所で順番を待つ大勢の妊産婦たち

人々の頼みの綱となっているのが地元の保健所です。ここでは栄養不良の治療のほか、栄養補助食品の提供も行っています。しかし、衰弱した状態で保健所にやってくる子どもや妊婦、授乳中の母親の増加に、保健員たちは頭を悩ませています。

写真:母親に栄養補助食品の与え方を説明するオマールさん(右)

母親に栄養補助食品の与え方を説明するオマールさん(右)

栄養士のオマールさんは、現状についてこう語ります。「私は7年前からここで働いていますが、干ばつの影響で、妊娠中や授乳中の母親たちの体重減少が著しく、とても心配です。重度の急性栄養不良で運ばれてくる子どもたちもいます。母親たちの話では、家には食べるものがまったくないそうです。保健所では栄養補助食品を提供していますが、全員分をまかなうには不十分です」。

妊娠中や授乳中の女性たちにとって飢餓は特に危険です。流産や死産のリスクが高まるうえ、生まれた赤ちゃんの低体重や発育阻害のリスクも高まるためです。

保健所に栄養不良の治療食を提供 

写真:保健所に配布した栄養補助食品

保健所に配布した栄養補助食品

プランは緊急支援の一環として、保健所に栄養補助食品や母親むけ粉ミルクなどを提供し、妊産婦と幼い子どもたちの命を守る取り組みを行っています。さらに、食料の入手が困難な家庭には米や食用油、穀類の配布も実施しています。

プランへの寄付金は「寄付金控除」の対象となります。最大約4割が所得税より還付されます。

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