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【参加募集】ナイジェリアから18歳のユース(女性)を招聘~第9回アフリカ開発会議(TICAD9)~8/20・横浜

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(2025年07月25日更新)

写真:ロゴ:TICAD9

外務省主催の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が2025年8月20日~8月22日に横浜で開催されます。

プラン・インターナショナルは2025年8月20日(水)に、公式テーマ別イベント『危機状況下における教育支援とジェンダー平等』を開催します。
このイベントは、紛争や災害が頻発する世界において「どのような状況下でも子どもや若者の教育は継続されるべきである」ことを伝えるために企画されました。

紛争、災害―いかなる危機的状況下でも子どもの教育は中断されてはならない

画像:イベントのフライヤー

イベントのフライヤー

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サブサハラアフリカ(サハラ砂漠より南にある地域の総称)では、長引く紛争や気候変動などの影響により、学齢期(6~17歳)の子どものうち約9,800万人が学校に通うことができずにいるというデータがあります※1。特に女の子の教育機会が不足しています。どのような困難な状況下であっても、教育は子どもたちに希望と選択肢をもたらします。教育の機会を奪われた子どもたちは取り残され、将来の選択肢が著しく狭まってしまいます。
イベントでは、危機的状況にあっても子どもたちへの教育は続けられなくてはならないこと、そのなかで「ジェンダー平等」を浸透させていくことが、教育の成果や持続性を確かなものにすることを伝えます。

プランのユース、18歳のファティマさんが紛争地域に生きる女の子の声を発信

このイベントに、ファティマさん(18歳)が登壇します。自身が教育を受けるまでに経験した困難を語り、アフリカの子どもたちやユースの声を発信します。

写真:ナイジェリアのユースの声を届けるために来日するファティマさん

ナイジェリアのユースの声を届けるために来日するファティマさん

ファティマさんは、紛争の影響が続くナイジェリア北東部ボルノ州で、7人きょうだいの3番目として生まれました。父親は小学校の教師です。彼女が初めて入学した学校は家から遠く通学が困難だったため、中途退学せざるを得ませんでした。その後、紛争から逃れるため別の地域へと移住し、国連の多国間基金であるEducation Cannot Wait(教育を後回しにはできない基金、ECW)の「子どもを学校に戻そうキャンペーン」や、プランの支援によって復学。読み書きや計算などの基礎学力を身につけることができました。しかし、再び紛争の影響で移住せざるを得ず、中途退学を余儀なくされました。その後、支援団体の働きかけでようやく学校に戻ることができ、現在は中学3年生として熱心に授業に参加しています。

彼女の度重なる中途退学は、紛争の影響を受けている地域では、ごくありふれた出来事です。家族や地域が女の子の教育に無関心であることや、通学距離の遠さなどが、女の子の就学の障壁となることを物語っています。
しかし、ファティマさんのこれまでの道のりは、家族や地域からの理解や励まし、適切な学習環境、訓練された教師によるサポートなどの条件が整えば、女の子が着実に能力を身につけられることを示す証です。彼女の存在は、地域の女の子たちに希望をもたらしています。

多様な登壇者による、現場からのメッセージ

イベントでは、Education Cannot Wait(ECW)やユネスコの職員、日本の国会議員なども登壇し、アフリカの危機状況下の教育機会を保障するために、日本とアフリカ諸国が果たすべき役割と共創の可能性について議論します。

イベント概要

タイトル
アフリカ開発会議(TICAD9)公式テーマ別イベント『危機状況下における教育支援とジェンダー平等』
日時
8月20日(水)15:20~16:50
会場
横浜TICAD9会場(パシフィコ横浜)展示ホールD
定員
150名
参加費
無料
申し込み
以下のフォームより必要事項を入力し、お申し込みください
  • ※ご入場の際には、セキュリティチェックがございます。時間を要する場合がありますので、開始30分前までには入場ゲートまでお越しください
申し込み締め切り
8月20日(水)12:00まで(定員になり次第、締め切り)
申し込みの受付を終了しました。
主催
Education Cannot Wait(ECW)、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン、教育協力NGOネットワーク(JNNE)
後援
SDGs市民社会ネットワーク
  • ※ECWからの助成金を受け、プランが中心となって企画、運営します

当日のプログラム

  1. 基調講演 ナセル・ファキ氏(ECW戦略的パートナーシップ チーフ)
  2. ユースによるスピーチ、提言書の提出
  3. ECWのプログラム視察報告 ECWプログラム視察をした国会議員による報告(調整中)
  4. パネルディスカッション
    テーマ:
    「人道危機における教育支援の連携を模索する~教育によってジェンダー平等を目指す意義とは~」
    モデレーター:
    西村幹子氏(国際基督教大学教授)
    登壇者:
    ナセル・ファキ氏(ECW)
    クエンティン・ウォドン氏(UNESCO IICBA所長)
    アブドゥル カリム スベイガ氏(神戸大学・ECWインターン)
    ファティマ(プラン・インターナショナル・ナイジェリア ユース)
    マーシー・チェチェット(プラン・インターナショナル・ナイジェリア)

サブサハラアフリカにおける教育の現状

将来、サブサハラアフリカはユース世代をいちばん多く抱えることになる地域だと言われています※2。アフリカ連合(AU)※3は、アフリカの持続的発展のために人材開発が必要としていますが、そのためには高等教育への人材プールを創出する取り組みとしての基礎教育の拡充が不可欠としています。2024年には、AUは年間のテーマに教育を据え、「アフリカ教育年」としました。近年では、数値は改善されてきているものの、アフリカで初期中等教育を修了する子どもの割合は約4割に留まり、さらに女子の修了率は男子に比べて低いのが現状です※4長引く人道危機の影響による長期的な学校閉鎖が起きている地域もあり、教育を受ける機会が十分に保障されていません※5

写真:ナイジェリア北東部の紛争の影響を受けている地域で学ぶ女の子たち

写真:ナイジェリア北東部の紛争の影響を受けている地域で学ぶ女の子たち

ナイジェリア北東部の紛争の影響を受けている地域で学ぶ女の子たち

緊急事態・危機的状況下にある子どもたちの教育について理解を深めていただきたく、皆さまのご参加をお待ちしております。

Education Cannot Wait(ECW)とは?

人道危機における教育支援に特化した国連基金。2016年の世界人道サミットにおいて設立された。以降、40カ国以上で、紛争、気候変動による自然災害などの影響を受けている子どもやユースへの教育支援を展開している。

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