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- 「少数民族の子どもの教育」プロジェクト(ラオス)
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「少数民族の子どもの教育」プロジェクト
グローバル・プロジェクト
ラオス
ラオスはおもに都市部において過去10年間に急速な経済成長を遂げてきた一方、少数民族が多く暮らすコミュニティや山岳地域は発展から取り残されています。北部のウドムサイ県は貧困率が高く、住民の約89%※1がラオス語以外を母語としています
。小学校の授業はラオス語で行われますが、入学前にラオス語を十分に学べなかった多くの子どもたちは、学習に困難を抱えています。
幼稚園や小学校の教師は、少数民族の子どもへの教育に関する十分な知識がありません。また、保護者の多くも読み書きができず、教育の重要性への理解不足から、子どもたちを十分にサポートできません。これらの状況により、小学校で留年する子どもが多く、活動地のパクベン郡では、約6人に1人※2が小学校を中途退学しています。
このプロジェクトでは、幼稚園の建設、教師トレーニング、学習教材の支給、保護者への啓発活動などを通して、幼稚園と小学校の学習環境を整備します。
- ※1出典:The World Bank, The status of early childhood health and development in northern Lao PDR, 2016
- ※2出典:Oudomxay Provincial Department of Education and Sports annual report 2018-2019
子どもたちが学んでいる壊れかけた教室
山岳地域の学校に通う子どもたち
このプロジェクトの実現は、持続可能な開発目標(SDGs)「目標4:質の高い教育をみんなに」および「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」に貢献します。
プロジェクト番号 | 10312 |
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活動の期間 | 2019年12月~2022年12月 |
実施地域 | ウドムサイ活動地域 パクベン郡 【活動国詳細】ラオス |
活動内容 (支援策) |
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対象者 | 幼稚園や小学校の子ども、教師、保護者など約6500人 |
プロジェクト規模 | 約6600万円(今年度分) |
目指す成果 | 幼稚園や小学校の教師が能力を強化し、保護者が教育の重要性への理解を深めることで、より適切に子どもの教育を支えられるよう支援します。また、劣悪な環境にある幼稚園の学習環境を改善します。これらにより、ラオス語の習得が大きな障壁となっている少数民族の子どもたちが基礎学力を身につけることを目指します。 |
- ※このプロジェクトは、外務省(NGO連携無償資金協力)の支援のもと実施します。日本人職員が現地に赴任し事業統括を行っています
- ※各国の男女格差を測る
グローバル・ジェンダー・ギャップ指数では、ラオスは156カ国中36位
(『The Global Gender Gap Report 2021』世界経済フォーラム)
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