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(2023年03月10日更新)

未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から、12年が経とうとしています。最愛のご家族やご友人など大切な方たちを失った方々のお気持ちを思うと今なお哀惜の念に堪えません。ここにあらためて心からの哀悼の意を表します。

東日本大震災が国内支援開始の契機に

プラン・インターナショナルが日本国内で緊急・復興支援にも取り組むようになったのは、東日本大震災がきっかけでした。
緊急支援物資の配布に加え、特に力を入れたのは子どもたちの心のケアです。プランは、被災地での支援は、物資面と心理面の両方を結び付け総合的に行うのが重要であるとの考えから、世界各地で「心理社会的アプローチ」※1による支援を行ってきました。当初、日本でこのアプローチを採用した際には手探りでの活動でしたが、そのときの経験と学びを活かし、以降の熊本地震(2016年)、九州北部豪雨(2017年)、平成30年7月豪雨(2018年)、台風19号(2019年)、令和2年7月豪雨(2020年)での支援に取り組んできました。

リレーション開発部 寺田職員のコメント(東日本大震災の緊急支援活動に従事)

写真:避難所での緊急支援物資の配布(2011年)

避難所での緊急支援物資の配布(2011年)

震災直後はガソリン不足、工場の稼動停止、買占めなどによる品不足で物資の大量調達は困難を極めました。物資が揃ったのは被災地へと向かう朝。避難所の中学校4校に事前に確認をとり、訪問は食事時を避ける、責任者の指示に従うなど細心の注意を払いました。寒さが厳しい中、着の身着のままで避難された方がほとんどで、ご家族の安否もわからない方も多く、厳しい現実にかける言葉を失いました。このときの避難所訪問が、その後の学用品支給や子どもの声の発信などにつながっていきました。

緊急下の子ども、女の子たちを守るために

世界中、どこに住んでいても災害の被害にあう可能性があるなか、起きてしまった災害から立ち直る力(レジリエンス)を身につけることが大切です。最初の心のケアがないと、なかなか回復できずトラウマとなってしまうとの報告もあります※2

2023年2月に発生したトルコ・シリア大地震でも、多くのかけがえのない命が失われ、逃げ延びた人々も厳しい避難生活を余儀なくされています。災害や紛争などの緊急下で最も影響を受けるのは、子どもたち、なかでも女の子です。プランは現在シリア北西部において、パートナー団体を通じて緊急支援を実施しています。一人でも多くの子どもたちとその家族が安心して避難生活を過ごし、少しずつ日常を取り戻せるよう活動していきます。

最後に、特集ページ「災害時の子どもの心を守る方法」をご紹介します。心のケアのポイントなど、さまざまな情報をまとめたものです。

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