(2025年01月27日更新)

寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。
ハイチで深刻化する人道危機のなか、子どもたちが最大の犠牲に
ハイチでは、2021年7月の大統領暗殺事件以降、政情不安が続いています。首都を中心に武装集団が支配地域を拡大し、一般市民への無差別な暴力、誘拐、殺人などが激増。104万1,000人以上が国内避難民となっており、その多くが何度も避難を繰り返し、深刻化する人道危機のなかで苦境に立たされています。
。国連もハイチの子どもたちが経験している過酷な状況に憂慮を表明しています。
最大の犠牲を払っているのは、避難民の半数以上を占める子どもたちです※
プラン・インターナショナルは、ハイチの子どもたちの危機に対応するため、日本での寄付募集を開始しました。
増加する人道ニーズ、深刻な食料不足
2010年1月のハイチ地震から15年が経とうとする今、人道的ニーズはかつてないほど高まっており、食料、生活、保健、シェルター、水が緊急に必要とされています。特に食料不足は深刻で、武装集団の暴力が首都から地方に拡大したことで、人々は農地を放棄せざるをえず、食料生産は急激に減少しました。さらに、全国の食料供給網も混乱に陥っています。
ハイチの人口のほぼ半数にあたる540万人が急性の食料不安に直面しており、200万人が緊急事態にあります。子どもの栄養失調は2024年に20%急増し、12万5,000人の子どもが身体や脳の発育阻害の危機にあります。
強制送還の危機、国境地帯で支援を待つ子どもたち
命を守るため国境を越えドミニカ共和国へ避難した人々に対し、同国政府は2024年に計27万6,000人ものハイチ人を強制送還しました。さらに強制送還を加速する方針のもと、2025年1月の最初の半月だけで1万4,000人以上が送り返されており、国境地帯で人道支援を必要とする子どもやその家族が増え続けています。
子どもの徴兵や性暴力が急増、暴力の悪循環
ハイチでは人口の90%が貧困状態にあり、学校も閉鎖されるなか、子どもたちが武装集団に加わることを余儀なくされるケースが増えています。過去1年間で子どもの徴兵が70%も増加
※、武装グループメンバーの最大50%が子どもであると推定されています。
子どもたちが直面している危険は想像を絶するほど深刻で、日々悪化の一途をたどっています。暴力の激化は人道支援活動にも大きな影響を与えており、移動の制限や活動の中断を余儀なくされています。
このような状況を受け、プラン・インターナショナルはハイチでの人道支援活動を強化するため、日本での寄付募集を開始いたします。主な支援活動は以下の通りです。
予定している主な支援活動
- 緊急支援
国内避難民および強制送還された子どもたちとその家族への多目的現金支援、衛生キット、食料、水、衣類の提供 - 心理社会的支援
暴力や虐待、搾取の危険にさらされている、または被害を受けた子どもたちへの個別・グループ支援、女の子と若い女性の特定のニーズに焦点を当てたケースマネジメント - 家族の追跡と再会
保護者のいない子どもの家族との再会支援 - 地域における子どもの保護
子どもの保護委員会設立、子どもの保護リスクに関する意識啓発
- ※この緊急支援に関する情報は、状況に応じて随時更新いたします。
プラン・インターナショナルは、ハイチの子どもたちの命と未来を守るため、緊急支援活動を迅速に進めてまいります。皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。






