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広告の背景~「早すぎる結婚」と戦うシャワナ~
お知らせ
女の子だから
(更新)
2018年11月より首都圏の交通広告などで掲載しているシャワナは、ネパールに暮らす女の子。1年前、両親から結婚の話を持ちかけられました。でも、彼女は必死で両親や地域の慣習と戦い、なんとか結婚をまぬがれ今も勉強を続けることができています。
しかし、彼女のケースはとてもまれです。ネパールには、声をあげることもできず、教育や自立の機会を奪われている女の子が大勢いるのです。
これ以上、女の子たちが未来を奪われることのないように。ご支援をお願いします。
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ネパールに取材に行ったスタッフのコメント
シャワナ(右)と横山職員(左)
「早すぎる結婚」の取材をするため訪れたネパールで、シャワナに出会いました。年齢を尋ねると「12歳」と答えたシャワナ。12歳にしては身長が低いなぁ…と思っていると、隣の女の子が「この子、本当は9歳なの」と教えてくれました。ネパールでは、早く結婚させるために娘の年齢を詐称する親が後を絶ちません。そんな親さえも説得して、3つ上の学年で勉強を続けるシャワナのまなざしの強さに、彼女の必死な思いを見る思いがしました。皆さまからのご支援を、ぜひお願いいたします。
(広報マーケティング部 横山 秀)
「早すぎる結婚」により奪われる未来
「10歳で結婚。自立の道を閉ざされて」(スミラさん、17歳)
10歳で結婚させられた夫が病気で亡くなり、今は婚家にも拒否され、家畜も家も何もないまま、2人の子どもを育てなくてはなりません。学校に通えなかっやので、仕事もありません。早すぎる結婚をした女の子は、夫を亡くしたら生きていく術がなく、そこで人生が終わってしまいます。
「母子ともに体調がすぐれない毎日」(サビタさん、16歳)
家が貧しいうえに父が病気になったため、家計の負担を減らすために14歳で結婚させられました。抵抗のしようがありませんでした。今、8カ月になる男の子がいますが、妊娠中は体調がひどく、生まれたこの子もとても病弱です。結婚以降、私の人生は悲惨なものになってしまいました。
「夫からの暴力も当たり前と思っていた」(ラダさん、27歳)
幼くして結婚させられた当初、夫は私に暴力をふるいました。しかし、それはこの地域では当たり前のこととされており、私も殴られて当然と思っていました。プランの活動によって、暴力はいけないこと、女性にも権利があることを知り、今は他の女性のためにこの知識を伝える活動をしています。
いずれの女性も、今はプラン・インターナショナルの啓発活動や職業訓練などに参加して、前向きな人生に向けて歩んでいます。
これ以上、女の子たちが未来を奪われることのないように。ご支援をお願いします。
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暴力のひとつの形である「早すぎる結婚」
貧困と根強く残る慣習のなかで、幼いうちに結婚させられる女の子は後を絶ちません。「早すぎる結婚」をさせられる理由としては、女の子は社会的に低く見られ一家の稼ぎ頭にはなれないと思われている、年齢が低いほどダウリー(結婚持参金)が少なくてすむ、「早すぎる結婚」が女の子に与える悪影響を親が理解していない、などがあります。
「早すぎる結婚」は、女の子が教育を諦めることを意味し、自立の機会を奪います。また、幼いうちの妊娠や出産は身体的なダメージを女の子やその子どもに与える割合が高まります。家庭内での地位も低くなるため、家庭内暴力を受けるリスクも高まります。「早すぎる結婚」は女の子から教育の機会や健康を奪う、暴力のひとつの形態ともいえるのです。
女の子への教育が未来を切りひらく
差別され、困難に直面しがちな女の子たちですが、教育を受ける機会を得られると、女の子自身はもちろんのこと、将来に生む子どもや地域にも良い効果が波及します。このことは、データからも裏付けられています。
プラン・インターナショナルは活動を通じて、女の子たちが力をつけ、自分や家族、地域社会や次世代にまでポジティブな変化をもたらすためのサポートをしています。
ひとりの女の子の成長を見守るプラン・スポンサーシップ
「早すぎる結婚」を迫られる女の子はシャワナだけではありません。プラン・スポンサーシップは、シャワナのような女の子が可能性を伸ばし、同時に彼女たちが暮らす村を豊かにしていく活動です。活動に参加すると、手紙を通じてひとりの女の子の人生にエールを送りつつ、村や地域が貧困から脱け出し自立していくための後押しをすることができます。ぜひ、この活動にご参加ください。
これ以上、女の子たちが未来を奪われることのないように。ご支援をお願いします。
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国際NGOプラン・インターナショナルについて
プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGO。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。
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