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支援者インタビュー「いつかチャイルドに会いに行きます」加古紗都子さん
お知らせ
女の子だから
(更新)
子どもの権利侵害の取材に力を注ぐ報道記者であり、自らも母である加古さんに、プラン・スポンサーシップでの交流についてお話をうかがいました。
いつの日か自分の子どもたちを連れてチャイルドに会いに行きます
スポンサー:加古紗都子さん
チャイルド※:コンジットさん(6歳)/エチオピア
- ※「プラン・スポンサーシップ」でプランとともに活動し、村を代表してその成果を私たちに伝えてくれる子どもたち。
子どもの人権を守るためジャーナリストの道へ
高校生のときから将来はジャーナリストになりたいと思っていました。大学時代にバックパッカーとして途上国を旅したとき、インドのムンバイで目にした児童売春の光景に大きなショックを受け、「小さな子どもが権利を奪われている理由が貧困であるという状況を何とかしたい」との思いから、ジャーナリストになる決意を固めました。現在はTV局の報道記者として、子どもの貧困や女性の人権問題を中心に取材をしています。
最近はコロナ禍もあり国内の取材がほとんどですが、昨年はウガンダで、シングルマザーや元子ども兵を雇ってアフリカンプリントのバッグを作り、日本で販売するというプロジェクトを取材し、特集として放送しました。
プランと、そしてコンジットさんとの出会い
プラン・インターナショナルとの出会いは、「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない」という交通広告。このコピーに衝撃を受け、プランのことを調べました。そして、途上国の子どもと手紙を通じて直接交流できる点に魅力を感じ、プラン・スポンサーシップでの支援を始めました。
以前から女性性器切除(FGM)の問題に心を痛めていたので、チャイルドには、一部にその習慣が残っている「アフリカの女の子を」とお願いしました。紹介されたのは、エチオピアのコンジットさん。当時まだ4歳で、最初に送られてきた写真は緊張でこわばったような表情が印象的でした。彼女が暮らすコミュニティではFGMは行われていないとのことで、とても安心しました。
コンジットさん。2年ちょっとでこんなに大きくなりました
チャイルドの成長を実感できるのが大きな喜びです
私は手紙とともに、夫とのツーショットや、家族写真の年賀状、かわいらしいシールなどを送っています。彼女からは、「将来はお医者さんになりたい」「近くの市場で両親のお手伝いをしています」など、芯のしっかりした女の子だなと思えるコメントとともに返事が戻ってきます。最近では写真の表情も笑顔になり、手紙の塗り絵もカラフルで複雑な色合いになってくるなど、彼女の成長が実感できることに大きな喜びを感じています。またコロナ禍で状況が変わる中にあっても以前と変わらずに手紙のやり取りを繋いでくださる現地と日本のスタッフの方々にも感謝しています。
文章はまだ代筆ですが、塗り絵がどんどん“進化”しています
我が家にはもうすぐ2人目の子どもが生まれますが、母子手帳にはコンジットさんの写真を入れていつも持ち歩いています。コロナ禍が終わり、私の子どもたちが大きくなったら、2人を連れて必ずコンジットさんに会いに行きます。またジャーナリストとしては、アフリカの状況をもっと日本に伝えるため、特派員として海外に行くことを目標にしています。
- ※2021年10月発行のプラン・ニュースの記事を再編集し掲載しました。
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