- 国際NGOプラン・インターナショナル 寄付・募金で世界の女の子を支援
- NEWS一覧
- 【第3報】被災地での学校再開にご寄付をお願いします~台風19号緊急支援~
【第3報】被災地での学校再開にご寄付をお願いします~台風19号緊急支援~
お知らせ
緊急支援
(更新)

寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。
プラン・インターナショナルは10月17日より、台風19号で被災した長野県にて、小中学校の先生方や地元の子ども支援団体の方々からニーズの聴き取り調査をしてきました。10月20日には「子どもひろば」※を開設し、支援活動を開始しています。さらに、再開の目処がいまだ立たない小中学校の再開支援を実施する方向で関係者らと協議を進めています。
被災後も子どもたちが教育を受け続け、安心できる環境で過ごすことができるように。皆さまからのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
避難所の様子
学校再開支援で、災害後も教育を続けられるように
長野市および近隣の被災した地域では、学校が避難所になっていたり、閉鎖されたりしている小中学校があります。こうした学校に通う子どもたちは自宅も被災していることが多く、学用品や参考書、体操着や部活の道具などの学校生活や勉強に必要なものを新たに用意しなくてはなりません。しかし、国などからの支援ではこうしたものすべてをカバーできない可能性があります。
学校生活は、子どもたちが日常を取り戻すために必要不可欠です。被災したストレスを軽減し、教育を受け続けることで前を向いて進んでいくことができます。
プランは、被災した小中学校の先生方と連携し、浸水した学校の環境整備、また子どもたちの家庭の被災状況に応じた支援を行う予定です。
避難所となっている体育館
学校の備品も浸水のせいで泥だらけに
「子どもひろば」を通じて、被災後の子どものケアを
10月19日に須坂市の避難所の子どもたちに「何で遊びたい?」と話を聞いたところ、「バスケと野球!」といった声が聞かれました。必要な物資も準備し、翌日に備えました。開始当日の10月20日、子どもたちが予定の開始時間よりもかなり早く集まったことから、開始時間を30分繰り上げて、9時30分からスタートしました。プランの職員と「長野市子どもにやさしいまちフォーラム」および須坂市のボランティアの皆さんが運営にあたっています。この日利用したのは3歳から15歳までの14人。午後には、中学校のサッカー部の男の子6人が子どもたちを遊ばせに来てくれました。避難所の室内では、お絵かき、工作、トランプ、ブロック、ねんどをしたり、外ではサッカーやバスケットボールで遊ぶなど、夕方まで元気に過ごしました。
子どもたちからのヒアリング
17時に活動は終了し、最後に参加した子どもたちから感想を聞くと、「楽しかった!」と声を揃えて笑顔を見せてくれました。そして次にどんなことをして遊びたいかを確認し、その日を終えました。
利用してくれた3歳のお子さんのお母さんは、「家は洪水被害で、避難所にいます。以前は家から歩いていける保育園に通っていましたが、今は避難所から遠いので、通えません。子どもひろばのような場所があるとありがたい」と話してくれました。
「子どもひろば」※で過ごす親子
心配された雨も降らず、外で遊ぶことができました
- ※「子どもひろば」
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守れるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら)
今後のプランの活動予定
プランでは、東日本大震災などこれまでの国内での緊急支援で得た活動ノウハウをもとに、長野県で以下の支援活動を継続・実施予定です。
- 学校再開支援、学用品支給
- 「子どもひろば」の開設、運営
- 「災害後の子どもや、子どもを支える大人たちの心のケア研修」実施
最新の情報は、ウェブサイトやFacebookで順次ご報告していきます。
なお、被災地の状況変化により、ご寄付の一部を今後の国内緊急支援にあてさせていただく場合もあります。あらかじめご了承ください。
お問い合わせ
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
支援者窓口
TEL:03-5481-6100(平日9:00~17:30)
FAX:03-5481-6200
E-mail:service@plan-international.jp
あなたの寄付で、誰かの人生に可能性が生まれる。
公式SNS
世界の子どもたちの今を発信中